監督/脚本:鶴橋康夫/原作:黒川博行『後妻業の女』
直木賞のベストセラー小説を映画化。
独り身の高齢男性の後妻におさまりその資産を狙う女を中心に
欲にとりつかれた人々が織り成す群像劇。
キャスティングに違和感がなく
伊丹映画を彷彿させるが如く笑いと皮肉を散りばめながら
テンポよく進んでいくストーリー。
観る側の年代によって
リアリティーさと恐怖(と言うか狂気)さの
受け止め方が異なるのだろうが
(エンディング以外は)なかなか興味深く観れた。
現代における
ノンフィクションに近いフィクションだ。
劇中ある人は後妻業の女を怪物と呼ぶ。
大竹しのぶ、彼女自身もまた或る意味怪物だな。
直木賞のベストセラー小説を映画化。
独り身の高齢男性の後妻におさまりその資産を狙う女を中心に
欲にとりつかれた人々が織り成す群像劇。
キャスティングに違和感がなく
伊丹映画を彷彿させるが如く笑いと皮肉を散りばめながら
テンポよく進んでいくストーリー。
観る側の年代によって
リアリティーさと恐怖(と言うか狂気)さの
受け止め方が異なるのだろうが
(エンディング以外は)なかなか興味深く観れた。
現代における
ノンフィクションに近いフィクションだ。
劇中ある人は後妻業の女を怪物と呼ぶ。
大竹しのぶ、彼女自身もまた或る意味怪物だな。