月山:すてきな出逢い
平成29年7月25日
大好きな月山。
今回は、羽黒山からの登山コース。
これが山登りの最後になるかもと思い
ながら準備万端。
今回は、蕉道『奥のほそ道』二回目
の旅。
続きの仙台から8日かけて、秋田の
象潟を訪ね、9日目、天気の予報もよい
ので、月山登山とする。
庄内三河というとても素晴らしい道の
駅も三度目のお邪魔。
朝5時に目覚め、朝食も済ませ、月山
登山の準備をし、弥陀ヶ原を目指す。
くにゃくにゃ道をいくつもいくつも越
え、やっと月山八合目到着。
もう早10台は駐車、登山をしておら
れるのだ。
弥陀ヶ原の可愛い花をいっぱい楽しみ
ながら月山頂上へ。
月山頂上が見えないため、見通しがた
たない。
それが一番の疲労のもととなるとは・・。
リフトの上がってのコースとの大きな
違いだ。
やっと、やっと制覇!という感じで、
ご祈祷して戴き体内の邪悪を全て取り除い
てもらう。
そして、芭蕉句碑へ。
ちょうど登ってこられた所のご夫婦が
写真を撮っておられた。
「これ、なんとよむのかしら?」
と、奥様がご主人に訊ねておられる
タイミングに、鶴のような一声。
「ご説明しましょうか。」
と屈託のない、明朗なご婦人の声。
思わず、そこに居合わせた三人が、
「お願いします。」
「雲の峰 いくつ崩れて 月の山」
と、俳句のよみ方と説明。
そして、「桃青とは誰でしょう?」。
そのテンポのよさにのせられるように、
「松尾芭蕉です。」
と応答してしまう。
そして、「李白という人にあこがれ
ていた」ということで、真似た。
「桃がまだ青い」という意味を込めて
名付けたということ。
芭蕉が、月山を登頂したその時の
様子や、ここに、この句碑を建てた人
のことなど、わかりやすく、しかも
テンポよく話される。
山形県人で登山を楽しんでおられる
ご婦人だ。
その後、4人で写真を撮ったり、
ちょっとの会話を楽しんで・・・。
それぞれの道へ。
芭蕉が導いてくれたようなすてきな
出会いとなった。
その後、頂上付近に戻り、昼食をとり、
幸せな気分を満喫した。
死の山、現在を捨てる山ともいわれる
月山頂上で、異界な体験をしたようでも
あった。
2015年8月の月山初登頂。
リフトで上ってから登山するコース
芭蕉(桃青)句碑
「雲の峰 いくつ崩れて 月の山」
そして今回。羽黒山からのコース。
すてきな出逢い
平成29年7月25日
大好きな月山。
今回は、羽黒山からの登山コース。
これが山登りの最後になるかもと思い
ながら準備万端。
今回は、蕉道『奥のほそ道』二回目
の旅。
続きの仙台から8日かけて、秋田の
象潟を訪ね、9日目、天気の予報もよい
ので、月山登山とする。
庄内三河というとても素晴らしい道の
駅も三度目のお邪魔。
朝5時に目覚め、朝食も済ませ、月山
登山の準備をし、弥陀ヶ原を目指す。
くにゃくにゃ道をいくつもいくつも越
え、やっと月山八合目到着。
もう早10台は駐車、登山をしておら
れるのだ。
弥陀ヶ原の可愛い花をいっぱい楽しみ
ながら月山頂上へ。
月山頂上が見えないため、見通しがた
たない。
それが一番の疲労のもととなるとは・・。
リフトの上がってのコースとの大きな
違いだ。
やっと、やっと制覇!という感じで、
ご祈祷して戴き体内の邪悪を全て取り除い
てもらう。
そして、芭蕉句碑へ。
ちょうど登ってこられた所のご夫婦が
写真を撮っておられた。
「これ、なんとよむのかしら?」
と、奥様がご主人に訊ねておられる
タイミングに、鶴のような一声。
「ご説明しましょうか。」
と屈託のない、明朗なご婦人の声。
思わず、そこに居合わせた三人が、
「お願いします。」
「雲の峰 いくつ崩れて 月の山」
と、俳句のよみ方と説明。
そして、「桃青とは誰でしょう?」。
そのテンポのよさにのせられるように、
「松尾芭蕉です。」
と応答してしまう。
そして、「李白という人にあこがれ
ていた」ということで、真似た。
「桃がまだ青い」という意味を込めて
名付けたということ。
芭蕉が、月山を登頂したその時の
様子や、ここに、この句碑を建てた人
のことなど、わかりやすく、しかも
テンポよく話される。
山形県人で登山を楽しんでおられる
ご婦人だ。
その後、4人で写真を撮ったり、
ちょっとの会話を楽しんで・・・。
それぞれの道へ。
芭蕉が導いてくれたようなすてきな
出会いとなった。
その後、頂上付近に戻り、昼食をとり、
幸せな気分を満喫した。
死の山、現在を捨てる山ともいわれる
月山頂上で、異界な体験をしたようでも
あった。
2015年8月の月山初登頂。
リフトで上ってから登山するコース
芭蕉(桃青)句碑
「雲の峰 いくつ崩れて 月の山」
そして今回。羽黒山からのコース。
すてきな出逢い