貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

八丁堀 芭蕉の句!

2020-08-29 13:53:39 | 日記

八丁堀 芭蕉の句!

令和2年8月29日(土)

 芭蕉の句碑もすぐ見つかる。

 まだ句碑は新しい!

「菊の花 

  咲くや石屋の 

   石の間(あひ)」

 元禄6年(1693) 秋の句。

 芭蕉50歳。死の前年に当たる。

 与力同心の住む町、八丁堀。

 現在の中央区。

 『江戸雀』(1677)に、

「八丁堀 石をあきなふ」とあるが、

水路を利用した石屋も多かったようだ。

長寿を祝う菊の花と、

死後の象徴を形作る石屋に見る石との

対比か。

 この句は、『江戸名所図会』三ツ橋の

挿絵に、八丁堀にて として載っている。

  荒川水系の亀島川は、本当に整備、

整美されてい た。

 清流に近し。