雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

何がおかしいのかわからない。

2018-07-08 15:51:16 | …and so on
今までに経験したことがないような大雨が、九州から中国、近畿、東海、そして四国と降り続いています。
局地的な線状降水帯とそれに伴う大雨というのは何度かありましたが、今回はやっぱり異常な降り方だと思います。
一昨日の夕方、九州北部に大雨の特別警報が出たのを、夜なべ仕事帰りの電車の中で知りました。
実家が近かったので慌てて電話したところ、実家近辺も雨は降り続いているものの、報道のような被害はなかったとのこと。
まずは一安心でしたが、それからずっと場所を変えながら大雨の特別警報が出続けています。

ワタクシ自身は河川の氾濫を目の当たりにした経験はないけれど、車がミニカーのように流される映像を見るとぞっとします。
住宅の2階まで水が押し寄せてきたら、どうやって逃げればいいのか、皆目見当もつきません。
水が引くのを待つしかないのでしょうけど、街中が水浸しになったら、その街全体が途方に暮れそうな気がします。
昨夜は千葉県で震度5弱の地震があり、ワタクシも久しぶりにJcomから流れる緊急地震速報を聞きました。
東京は震度2くらいの揺れで済みましたが、3.11の時、東京は震度5弱の揺れで帰宅困難者が続出したのを思い出しました。

何かがおかしいのは間違いないと思うのだけど、何がおかしいのかわからないことが一番怖いなと思います。
原因が分かれば対策の立てようもあると思うのですが、少しずつ、地球の悲鳴が大きくなっている気がして仕方ありません。
日本国の亜熱帯化が進めば、報道のような大雨で水没してしまう場所が出てこないとも限らない。
怖い…と思いつつも、今日の東京はまた真夏日に逆戻りし、エアコンをつけないと熱中症が心配になってくる。
20年ぐらい前までは、ワタクシだって扇風機だけで生活していたわけで、快適さと引き換えに失っているものも多いと思う。

ともあれ、雨が止んで、被災された方々が少しでも早く穏やかな日常生活に戻れるよう、祈ることしかできないわけですが。
報道をリアルタイムで見られるのは便利だけど、何もできない自分がもどかしくなってしまう昨今です。