この日、念願の紅葉を求めて、南会津下郷町の“観音沼森林公園”を訪ねた。
下郷町といえば、“大内宿”や“塔のへつり”で有名だが、ここも知る人ぞ知る紅葉のメッカだ。
昨年、初冬の幻想的な風景に魅せられ、ぜひとも今年は、紅葉のピークに再訪したいと思っていた。
今年の秋は暖かい日が続いたので、観光協会に何度か問い合わせて、ウィークデーのこの日に行ってみることに...
現着は6時過ぎ。
天気予報では、一日晴れ、だったが、早朝は雲が垂れ込めている。
気温は、この時期にしては高めなので、幻想的な霧は発生していない。
沼のほとりに下りてみたら、すでに10台近い三脚が並んでいる。
陽光が沼に写り込むのを狙っているらしい。
私も、そこでしばらく待っていたが、日の出時刻を過ぎても一向に日差しが出てこないので、沼の回りを歩いてみることに。
8時を過ぎると、やっと予報通り青空が出てきた。
時間を追うごとに、どんどん青空が広がっていき、アッという間に快晴に。
ほぼ無風状態だったので、水鏡に。。。
“もみじの七変化!?”。
“静寂の観音沼”。
快晴・無風という好条件に再訪できて良かった。
3時間あまりの滞在だったが、自然の造形美に癒され、後ろ髪を引かれる思いでこの地を後にした。