今年も、全国各地で自然災害に見舞われています。
このたびの北海道の大震災を始め、被災にあわれた方々に深くお見舞い申し上げます。
さて、昨日は福島県に赴任してから、この時期毎年恒例の栃木県遠征に行ってきた。
降水確率が午前6時から10%と低く、午後からは晴れ間も見えそうなので決断した。
しかし、国道をいくら南下しても一向に雨が上がらない。
空も薄暗く、ヘッドライトを点けたまま走っている。
昨年も同様だった。
でも、下草にいる蝶たちの撮影が目的だし、雨粒を入れて撮るのも好きなので、引き返すことなく目的地へ向かった。
現着。
やはり雨(^_^;)。
仕方なく、上下カッパを着て、長靴を履き草むらに入った。
歩き始めると、黄色や青い蝶たちが、飛び出してきた。
初秋の蝶たち、ご覧ください。
“ツマグロキチョウ(夏型)”。【環境省レッドリスト絶滅危惧ⅠB類】
“ツマグロキチョウ(秋型)”
“ツマグロキチョウ(夏型+秋型)”。
青い美蝶も元気だった...
“ミヤマシジミ(♂)”。【環境省レッドリスト絶滅危惧ⅠB類】
食草の“コマツナギ”と!!
移動して、もう一種の絶滅危惧種を探した...
相変わらず個体数は多くないが、珍蝶に出会うことができ感激!!
“シルビアシジミ(♂)”。【環境省レッドリスト絶滅危惧ⅠB類】
ビー玉のような雨粒も美しい。。。
まことに紛らわしいこの子も元気!!
“ツバメシジミ”。
大きさといい、飛び方といい、“シルビアシジミ”に似ていると思う!!
止まってみて、初めて納得!?
仲がいい(!?)2頭を見つけた...
“シルビアシジミ”×2。
シルビアシジミに夢中になっていると、空が明るくなってきた。
こりゃー、2頭同時開翅??...と期待したが、飛んでしまった。
しかし、左の子が近くに舞い降りた...
“シルビアシジミ(♂)”全開翅。
更に、もう一ヶ所のポイントを訪ねてみた...
蝶の姿が中々見つからなかったが、何とか帰り際に...楽しませてもらった(*^_^*)!!
吸蜜中の“シルビアシジミ(♀)”。
“シルビアシジミ(♀)”半開翅。
食草の“ミヤコグサ”でも吸蜜中の“シルビア”。
結局、2ヶ所目で出会えたのは、虎の子の一頭だった(^_^;)。。。
今年も、目的の“絶滅危惧3種”に出会え、至福の時を楽しむことできた(*^_^*)。
いつまでも、この生息環境が維持されていくことを願うばかりです。