この日は、福島県内全体で高温が予想されていた。
前回、“カシワの森”を訪れたとき、早朝から気温が高く、すぐにへばってしまっていたので、今回は早朝のゼフ探索を諦め、涼しいところに
向かうことにした。
磐梯吾妻スカイラインに入るまでは、どんより曇っていて、上はどうなっているんだろう、天気予報はいいはずなのに...!?
心配事はすぐに解けた(*^_^*)!!
上がるにしたがい、真っ青な空が...
まずは、磐梯吾妻スカイラインの真夏の姿です。ご覧ください。
“吾妻小富士”と“アキアカネ”。
福島市内が雲海に覆われているのが見られます。
標高1600mの浄土平付近では、心地よい風が頬を撫でてくれる(*^_^*)!!
ここへ来るたびに気になっていた“吾妻小富士”。
10分くらいで火口付近まで辿り着けそうなので、今日こそはと思い、上って行った。
難なく火口を見下ろすポイントに着いたが、ここからが結構辛かった。
火口一周が約1.4km(後から聞いた!)、約1時間、起伏があり、幅が狭い所を何とか...(^_^;)!!
浄土平駐車場を見下ろす。
眼下に“磐梯吾妻スカイライン”。
“吾妻小富士”火口を覗く(^_^;)!!
やっと一周(^_^;)!!
11時前には、浄土平を後にした。
このまま帰宅するにはもったいないと思い、“湖の森”へ立ち寄ることに...
何か、新生蝶に出会えないかな、と軽い気持ちで乗り込んだポイント。
まさか、20分足らずで、ゼフ6種を撮影できるとは!?
結局、この日撮影できた“ゼフ”は合計7種!!
何の変哲もない静止画ばかりですが、ご覧ください。
まずは、山岳道路で撮影した最近常連の子から...
“ジョウザンミドリシジミ”。
“湖の森”では、また帰路に着こうと車に戻っている途中で、たまたまクマザサに触れた瞬間、この子が小飛びした。(AM13:29撮)
“ミドリシジミ”。
飛び方が弱々しく、メス個体とばかり
思っていたが、まさかの、オス!!
この後、ここのクマザサの群生が気になり、少し入り込んでみた。
すると、出てくるわ、出てくるわ(*^_^*)...
“ウラミスジシジミ”。(ここでは初見)
“ウスイロオナガシジミ”。(ここでは初見)
こちらでは、あまり見たことがない平地性ゼフたちも...
“アカシジミ”。
暑いせいか、葉裏に隠れようと!!
“ミズイロオナガシジミ”。
最後に、この子も出てきた!!
“ウラナミアカシジミ”。
ほぼ5m四方のササ林の中に、6種ものゼフが休んでいたのだ!!
ゼフたちが、陽が高い日中、どこで生活しているのか気になっていたが、避暑を求めて(!?)薄暗いササ林に舞い降りていたとは...
少し生態がわかった気がして、嬉しくなった。
どの蝶も不活性で、強い刺激を与えない限り、樹上に飛び上がる個体はいなかった。
小飛びを繰り返すばかりで...暑さを凌いでいたとしか考えられない!!
今回も、帰り間際のサプライズ...このドキドキ感が堪らない。。。
ゼフ7種とは、ますます横浜への帰還が遠のきますね。
ご一緒したいものです。
コメントありがとうございます。
真っ青な空の色が圧巻でした。
真夏には珍しいと思います。まるで、秋空の色
でしたね!!
今思えば、“カシワの森”に寄っていれば、ゼフ
10種も可能だったかも(笑)!?(結果論!)
もう数年、こちらで楽しませてもらいます(*^_^*)!!
...ゼフは、色々たくさんいますね。
そちらの遠征を羨ましく拝見させて頂いてます。
これからも、色々楽しみなのでは...いいな
(*^_^*)!!
なるほどー、貴重な生態ですね。
ウラミスジとウスイロオナガは最近見ていないのでうらやましいです。
コメントありがとうございます。
今年の夏は、こちらでも大変暑いので、蝶たちに
とっても堪らないのかもしれません。
これだけ色々な種が舞い降りているので、休んで
いると思いますね。
今年は、ウスイロオナガをよく見かけます(*^_^*)。