日本人は「もっと美味しく」するのが好きで
食にケチを付けられることだけは怖れ、謝ったり怒る。
美味しくなかったら消えちゃう妖精なのだそう。
食材の品質改良、鮮度を保つための様々な技術、食感も器も工夫を凝らして
旬の季節感、色どり、互いを引き立て合う素材と調味の組み合わせ、
食そのものにも豊かな表情がある。
そもそも人間は表情が豊かであるから脳の白地図では
運動、感覚の場を顔の運動、感覚のために多く割っている。
動物の脳の白地図に比べても極端に多い。
脳科学が説く機能局在論の問題は脳の整然とした分業体制が
言語野や思考を協調されるほど脳が冷たい機械と化していくようだ。
我々は温感ない血肉にできない言語、視覚の機械でもある。
それよりもっと冷たい機械の中の幽霊を観たいとなってゆくかもしれない。
イギリス人が生まれて初めての和牛しゃぶしゃぶに感無量!
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