何でもない日々

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博愛メチル、意識メチル

2024-12-11 12:48:37 | 詩はあいまいな哲学
西洋と東洋が喧嘩した太平洋戦争後も世界は二転三転した時間の蓄積で
過去からの重い柵を戦争世代の引退によって事実として受け止め
来方から行く末へと先入観を超えて、
高く大きな視点で捉えられる時が来るなら
名誉について、互いを敬うことについて考え直そう。

私たち人間と木はかなり違うが、
遺伝情報を蛋白質の情報へ翻訳するとき同じ解読書を使っていて
分子的には同一の有機生命体としてある。

科学的な文と道徳的な文の違いを考察したヘアは
「植物は光合成する」と「殺人は間違っている」とでは
科学的事実を主張する言葉は
皆が一定の行動をするような指令を出していないが、
道徳を主張する言葉は、情動、指令主義的で
皆がどんな時もその行動を選択するように指令する。

道徳とは主張者の情動で個人的心理の表明である。
エイヤーは命題として「私は殺人が嫌いだ」というならば
言語用法の正しい真理値(意味)を持つという。

道徳の価値判断には知識という事実存在がない。
その道徳的正しさが客観的には不自由で苦痛に感じられたケースもある。
では科学や行政が古いモノや悪いモノを交換させていき
「不老不死」を実現させれば誰も彼も良い生を得る世になっていくだろうか。

細胞分裂することで世代までが変わるという考え方がある。
単細胞生物の細菌は四十億年もの間細胞分裂し続けて子孫を残してきた。
単細胞生物は自分自身が生殖細胞のようなもので、
生殖細胞には永遠の命を持つ可能性がある。
細胞分裂する前と後は別の個体で、細菌の年齢は皆四十億歳という訳だ。

多細胞生物も初めは受精卵という単細胞であったが、
分裂を繰り返すうち子孫に受け継がれる可能性のある生殖細胞と、
文化し特殊化した体細胞とに分かれる。
体細胞は新陳代謝で使い捨てられていき、
遅くとも本体が死ぬようになれば必ず死ぬが、
皮膚下の真皮や心筋細胞分裂は、
角質細胞と角質細胞を作る能力のある基底細胞の二つの細胞を作る。
自分と同じ細胞を作り出すと同時に自分と異なる細胞も作り
自己複製も文化もできる幹細胞。

進化は選択とDNA の複製を誤ってしまった突然変異で起こり
太陽からの放射能や紫外線、宇宙線や環境の中での化学物質によっても
突然変異は起こる。
あまりに突然変異が起こる率が高すぎると
四十億年かけて進化した遺伝的特質を失い、
逆に突然変異が起こる率が低すぎると、
環境に大きな変化が起こった時、
それに耐えられる新しい種を作り出すことが出来ず、
生物の進化は選択と突然変異のバランスを必要としている。

癌細胞は多細胞生物の中の一種の単細胞生物のことだ。
文化(特殊化していない単細胞が体細胞に特殊化)した
体細胞の中にある未分化細胞が癌である。
癌細胞が細胞分裂を続ければ
多細胞生物の健全な体を壊していくという問題が生じる。
進化する癌に対して私たちにすべきことは何であろうか。
ブラックホールは重力場で、過去の二次元全情報があるらしい?
生命体の意識は何次元だろう?

体細胞の角質細胞が時間をかけ垢となり何れ脱落することに
倫理的問題はないようである。
ただこれ(宇宙バランス?)まだまだ時間を得ずにはわからない問題。

ขอ..ไม่มีเธอ - Retrospect x Lomosonic (genie 100x100) 「Official MV」
2024-10-10 13:28:17に追記
2024-10-28 18:39:36のタイトル変更と再編未完?
2024-12-03 18:52:20の再編
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