お遍路友達のみいちゃんから北海道の山へ行ってみたいと相談を受けていました。
しかし、昨年は日程が合わずに断念。
今年こそはとお互いに日程を調整したところ7月に登れることになりました。
みいちゃんの希望は、火の噴いている山、活火山に登りたいとのこと。
こう言われれば、北海道の山が初めての彼女に登ってほしい山は、大雪山と十勝岳しかありません。
そこで、みいちゃんには大雪山の旭岳と十勝岳を案内することにしました。
7月15日(金)
前日夜に札幌入りしていたみいちゃんをホテルで拾い一路十勝岳を目指します。
しかし、天気の具合が今一つです。
東北が梅雨明けしたからというもの、北海道に停滞前線が居座り、まるで、梅雨のような天気が続いています。
今日の天気も曇り時々雨です。
昨夜も強い雨が降りました。
札幌から富良野に入っても天気はどんよりとした曇り空です。
十勝岳は厚い雲の中に隠されています。
これでは、どうしょうもないと思い、計画を変更します。
まずは、多少の雨でも行くことが出来るカミホロカメットク山の麓にある安政火口に行くことにします。
ここなら、十勝岳温泉から40~50分、小雨くらいなら行くことが出来ます。
そして、みいちゃんが希望する噴火口もあるので満足してもらえるはずです。
十勝岳温泉に向かった登っていくと、何と、道路が封鎖されています。
担当の方に聞くと道路に土砂が流れ込む恐れがあるので封鎖しているとのことです。
でも、9時30分に封鎖が解除されると言います。
時計を見ると解除まで5分しかありません。
それではと、待つことにします。
ほどなく解除が解かれます。
開いたゲートから十勝岳温泉に向かいますが雲がドンドン厚くなり霧雨模様になります。
望岳台へ向かってみると何とゲートが閉じられ行くことが出来ません。
仕方なく、予定通り安政火口へ向かうことにします。
十勝岳稜雲閣前にある駐車場へ車を停めます。
通行止めになっていたせいか駐車している車がほとんどいません。
登山準備をしていると雲が少し薄くなってきたような気がします。
これならと思い一応の目的を安政火口、そして行けそうなら上ホロまでとみいちゃんに告げます。
空が少しずつ明るくなってきます。
30分ほど歩くと安政火口が見えてきます。
沢を登っていくと辺りの地面は茶色になり、硫黄の臭いがしてきます。
さらに10分ほど歩くと安政火口に到着です。
みいちゃんはこの光景に感激しています。
ここは噴火口を間近に見ることが出来ます。
柵やロープがあるわけではありません。
シュー、シューと亜硫酸ガスを吹き出している噴火口を見ていると風向きが変わり谷の奥から私達に向かって亜硫酸ガスが吹いてきました。
思わずむせながら後ずさりして避難することにします。
ここで、天気も落ち着いているし時間もあるので上ホロを目指すことにします。
一旦沢を降りトラバースルートに入ります。
そこから富良野岳と上ホロ分岐点を過ぎると沢に残雪が現れます。
この残雪にもみいちゃんは感激してました。
この残雪を越えた所にキタキツネが1匹こちらを向いています。
この狐にも感激しています。
そして、3百段の階段を登ります。
お遍路でも333段の階段を持っているお寺がありました。
この階段を登りきるとようやく尾根に出ます。
この辺りからお花畑が続きます。
最後の急斜面を登りきると
お花畑が
そして見慣れない標識がありました。
数年前に来たときにはありませんでした。
ここから尾根歩きをしてようやく上ホロの山頂に到着です。
でも、辺り一面ガスで何も見えません。
山頂脇にある窪地で時間待ちをしてみます。
30分ほど時間待ちをしましたが、空は明るくなるものの晴れ間はでてきません。
仕方ないので下山することにします。
そして、下山後の温泉は稜雲閣のしました。
せっかく神戸から来ているのですから、良く取り上げられる温泉で有名な稜雲閣の露天風呂を楽しんでもらうことにしました。
ここの露天風呂も楽しんでもらい、天気は今一でしたが
それなりに満足してもらえたようです。
さて、今夜の宿は美瑛町にある「おかせん里」という民宿です。
この宿は小さな宿でしたがとてもいい宿でした。
夕食は、質素ですが十分にして満足のいく内容でした。
圧巻なのは、漫画の蔵書です。
これだけを目的に来ても良いくらいです。
美瑛町に宿を探している方にお勧めの宿です。
夕食の時に明日の行き先を相談していると、隣に座っている女性が大雪山旭岳に登ってきたけれど高山食斑はまだ早くあまり咲いてなかった。
さらに、裾合平らは残雪の雪解け水が増水しており登山道がジャブジャブの状態だといいます。
そこで、明日は十勝岳に登ることにします。
そして、天気が良ければ美瑛岳を回ることにします。
さらに、大雪山の情報をくれたInさんも一緒に行くことになりました。
Inさんは大阪に住んでいる50歳の女性です。
北海道の山は初めてとのこと、明日をどうしょうか考えているところでしたのでみいちゃんが誘って一緒に十勝岳へ登ることになりました。
うーん、明日は両手に花の登山です!
しかし、昨年は日程が合わずに断念。
今年こそはとお互いに日程を調整したところ7月に登れることになりました。
みいちゃんの希望は、火の噴いている山、活火山に登りたいとのこと。
こう言われれば、北海道の山が初めての彼女に登ってほしい山は、大雪山と十勝岳しかありません。
そこで、みいちゃんには大雪山の旭岳と十勝岳を案内することにしました。
7月15日(金)
前日夜に札幌入りしていたみいちゃんをホテルで拾い一路十勝岳を目指します。
しかし、天気の具合が今一つです。
東北が梅雨明けしたからというもの、北海道に停滞前線が居座り、まるで、梅雨のような天気が続いています。
今日の天気も曇り時々雨です。
昨夜も強い雨が降りました。
札幌から富良野に入っても天気はどんよりとした曇り空です。
十勝岳は厚い雲の中に隠されています。
これでは、どうしょうもないと思い、計画を変更します。
まずは、多少の雨でも行くことが出来るカミホロカメットク山の麓にある安政火口に行くことにします。
ここなら、十勝岳温泉から40~50分、小雨くらいなら行くことが出来ます。
そして、みいちゃんが希望する噴火口もあるので満足してもらえるはずです。
十勝岳温泉に向かった登っていくと、何と、道路が封鎖されています。
担当の方に聞くと道路に土砂が流れ込む恐れがあるので封鎖しているとのことです。
でも、9時30分に封鎖が解除されると言います。
時計を見ると解除まで5分しかありません。
それではと、待つことにします。
ほどなく解除が解かれます。
開いたゲートから十勝岳温泉に向かいますが雲がドンドン厚くなり霧雨模様になります。
望岳台へ向かってみると何とゲートが閉じられ行くことが出来ません。
仕方なく、予定通り安政火口へ向かうことにします。
十勝岳稜雲閣前にある駐車場へ車を停めます。
通行止めになっていたせいか駐車している車がほとんどいません。
登山準備をしていると雲が少し薄くなってきたような気がします。
これならと思い一応の目的を安政火口、そして行けそうなら上ホロまでとみいちゃんに告げます。
空が少しずつ明るくなってきます。
30分ほど歩くと安政火口が見えてきます。
沢を登っていくと辺りの地面は茶色になり、硫黄の臭いがしてきます。
さらに10分ほど歩くと安政火口に到着です。
みいちゃんはこの光景に感激しています。
ここは噴火口を間近に見ることが出来ます。
柵やロープがあるわけではありません。
シュー、シューと亜硫酸ガスを吹き出している噴火口を見ていると風向きが変わり谷の奥から私達に向かって亜硫酸ガスが吹いてきました。
思わずむせながら後ずさりして避難することにします。
ここで、天気も落ち着いているし時間もあるので上ホロを目指すことにします。
一旦沢を降りトラバースルートに入ります。
そこから富良野岳と上ホロ分岐点を過ぎると沢に残雪が現れます。
この残雪にもみいちゃんは感激してました。
この残雪を越えた所にキタキツネが1匹こちらを向いています。
この狐にも感激しています。
そして、3百段の階段を登ります。
お遍路でも333段の階段を持っているお寺がありました。
この階段を登りきるとようやく尾根に出ます。
この辺りからお花畑が続きます。
最後の急斜面を登りきると
お花畑が
そして見慣れない標識がありました。
数年前に来たときにはありませんでした。
ここから尾根歩きをしてようやく上ホロの山頂に到着です。
でも、辺り一面ガスで何も見えません。
山頂脇にある窪地で時間待ちをしてみます。
30分ほど時間待ちをしましたが、空は明るくなるものの晴れ間はでてきません。
仕方ないので下山することにします。
そして、下山後の温泉は稜雲閣のしました。
せっかく神戸から来ているのですから、良く取り上げられる温泉で有名な稜雲閣の露天風呂を楽しんでもらうことにしました。
ここの露天風呂も楽しんでもらい、天気は今一でしたが
それなりに満足してもらえたようです。
さて、今夜の宿は美瑛町にある「おかせん里」という民宿です。
この宿は小さな宿でしたがとてもいい宿でした。
夕食は、質素ですが十分にして満足のいく内容でした。
圧巻なのは、漫画の蔵書です。
これだけを目的に来ても良いくらいです。
美瑛町に宿を探している方にお勧めの宿です。
夕食の時に明日の行き先を相談していると、隣に座っている女性が大雪山旭岳に登ってきたけれど高山食斑はまだ早くあまり咲いてなかった。
さらに、裾合平らは残雪の雪解け水が増水しており登山道がジャブジャブの状態だといいます。
そこで、明日は十勝岳に登ることにします。
そして、天気が良ければ美瑛岳を回ることにします。
さらに、大雪山の情報をくれたInさんも一緒に行くことになりました。
Inさんは大阪に住んでいる50歳の女性です。
北海道の山は初めてとのこと、明日をどうしょうか考えているところでしたのでみいちゃんが誘って一緒に十勝岳へ登ることになりました。
うーん、明日は両手に花の登山です!