カイラス山巡礼には中・高生の頃から憧れを持っていました。
この頃は中央アジアの探検記などを読みあさり、地図の空白地帯を探検する
ノンフィクションを読んでワクワクしていました。
そして、その中の1枚の写真に心を奪われてしまいました。
この写真に写っていたのがカイラス山です。
写真には三角形に突き出た山頂に雪をいただきスフィンクスの顔を思わせる
独特な山容が写っています。
この山容に目が釘付けになってしまったのです。
理由は分かりませんが、この山の写真が心を捉えて離さないのです。
カイラス山はチベット仏教の信者がこの山を聖山と崇め、
遙か彼方からこの山の周りを巡礼するために
何年もかけて東の方から歩いてくる。
中には五体投地をしながら歩いて来るということに
不思議な魅力を感じました。
でも、当時のチベットは中国政府が入国を厳しく管理している地域であり、
簡単に行ける場所ではありませんでした。
海外旅行自体も個人が自由に行ける環境ではなかったのです。
外貨も1ドルが360円という固定相場であり、日本から外貨の持ち出しも
厳しく制限されており、学術的な団体などでもなければ行ける場所では
なかったのです。
社会人となってもこのような状況は続いていました。
時々TVでヒマラヤやチベットを放送する番組を見ては、
いつか、自分がこの地に立ってみたいと夢みていました。
社会が変わり、個人所得が伸びて固定相場から為替が自由化となり
円の力が強くなり1ドル100円という時代がやってきました。
個人の海外旅行も簡単に行けるようになりました。
そんな時代になってもチベットやシルクロードなどの遺跡を訪ねるのは
まだまだ自由に行ける場所ではありません。
せいぜい、テレビの特集番組などでチベットなどを扱う番組を見ては
思いを強くしていただけです。
この頃は中央アジアの探検記などを読みあさり、地図の空白地帯を探検する
ノンフィクションを読んでワクワクしていました。
そして、その中の1枚の写真に心を奪われてしまいました。
この写真に写っていたのがカイラス山です。
写真には三角形に突き出た山頂に雪をいただきスフィンクスの顔を思わせる
独特な山容が写っています。
この山容に目が釘付けになってしまったのです。
理由は分かりませんが、この山の写真が心を捉えて離さないのです。
カイラス山はチベット仏教の信者がこの山を聖山と崇め、
遙か彼方からこの山の周りを巡礼するために
何年もかけて東の方から歩いてくる。
中には五体投地をしながら歩いて来るということに
不思議な魅力を感じました。
でも、当時のチベットは中国政府が入国を厳しく管理している地域であり、
簡単に行ける場所ではありませんでした。
海外旅行自体も個人が自由に行ける環境ではなかったのです。
外貨も1ドルが360円という固定相場であり、日本から外貨の持ち出しも
厳しく制限されており、学術的な団体などでもなければ行ける場所では
なかったのです。
社会人となってもこのような状況は続いていました。
時々TVでヒマラヤやチベットを放送する番組を見ては、
いつか、自分がこの地に立ってみたいと夢みていました。
社会が変わり、個人所得が伸びて固定相場から為替が自由化となり
円の力が強くなり1ドル100円という時代がやってきました。
個人の海外旅行も簡単に行けるようになりました。
そんな時代になってもチベットやシルクロードなどの遺跡を訪ねるのは
まだまだ自由に行ける場所ではありません。
せいぜい、テレビの特集番組などでチベットなどを扱う番組を見ては
思いを強くしていただけです。