井の中の蛙、カイラス山巡礼に挑む!

夢のカイラス巡礼を終え、登山を再開しました。山岳信仰の延長上に四国遍路、カイラス山巡礼があり、原点の登山に戻ります。

ネパールトレッキングを目指す人へ

2007-04-15 14:42:20 | カイラス巡礼・もろもろの準備
ネパールトレッキングを目指す人へ

私がカイラス山巡礼の折りに知り合ったガイドのリラさんが

トレッキング会社を起業しました。


リラさんは日本語が堪能なガイドさんです。

リラさんのHPのアドレスは

   http://www.lila-trekking.com/

  (現在は閉じられています。)です。

もし、ネパールトレッキングを目指しているようでしたら

一度、見積もりを立ててもらってはどうでしょうか。


私も、彼とは一度トレッキングにいきたいと思っています。

ダイアモックス

2006-08-30 18:58:06 | カイラス巡礼・もろもろの準備
 高山病の予防・治療薬としてダイアモックスという薬が
使われています。
この薬は、エコトレックでも用意していました。

 私は、日本山岳会のHPからこの情報を知りました。
この情報によれば、ダイアモックスは腎臓から重炭酸塩の排泄を
促し、体液を酸性にするので、過換気(低酸素環境において
より多くの酸素を取り込もうとする努力)の結果たる
呼吸性アルカローシス(体液のアルカリ化)を是正し、
呼吸を促進させる作用があり、それによって、
高所に普通に見られる睡眠中の簡潔呼吸を緩和する
作用があるというものです。

さらに、脳髄液を酸性側に保ち脳浮腫を軽減する働きも
あるようです。

 使用法は、予防的措置では125mgを就寝1時間前に服用し、
高山病の症状出現高度以下に降りるまで服用を続けるものと
されています。

また、治療的措置としては250mgを1日2回、12時間ごとに服用を
続け、症状が緩和すれば中止しても良いとされています。

このリポートを基に、125mgを14日分処方してもらって
持って行きました。
実際には1個の錠剤が250mgでしたので、
錠剤を半分にしてもらいました。

 この他にEDの治療薬として有名になったバイアグラが
高山病に起因する高地肺浮腫に効くというリポートもありますが、
科学的な証明には到っていないようです。

 ダイアモックスについて詳しく知りたい方は、
次のリポートを読んでください。

  「アセタゾ-ルアミド(ダイアモックス)についての理解」
                     中島 道郎 著

http://jacclimbingmed.hp.infoseek.co.jp/page-03-016.html



エコトレック社

2006-08-05 06:26:50 | カイラス巡礼・もろもろの準備
 インターネットでネパールにあるツァー会社を検索するといくつかの
会社が候補に挙がってきます。
その中で「ECO TREK」という会社が良さそうに思えました。

日本語のHPもあり、カイラス山巡礼へのツァー回数も
たくさん企画しています。
何より料金が明確なところに惹かれました。
この会社の「カイラス山巡礼ツァー」は一人1,800ドルほどです。
さらに、出発日も固定されています。

 あと何社かピックアップしたのですが料金が
よくわからないので、エコトレック社を頭に置きながら
具体的なスケジュールを検討しました。

 エコトレック社のHP  http://www.ecotrek.com.np/ 

 出発日を考えたとき頭にあったのが「サガ・ワディ」という
カイラス山の山裾で行われる年に1回のお祭りです。
このお祭りは6月に行われ、満月と関係しているので
その辺の日にちを考えながらツァーの日程を検討しました。

そうして4月初めにメールで正式にツァーの申し込みをしました。

私がインターネットで使用したネパール情報のサイトは
「ネパール・リンク5」です。

問題の一つは旅行費用

2006-08-04 21:58:06 | カイラス巡礼・もろもろの準備
 カイラス山が手の届かないところにあるという原因の一つに
旅行費用の問題があります。

中国へ渡りカイラス山を目指すツァーはあるのですが、
旅行費用が私の手が出ない金額なのです。
西遊旅行という日本の会社がツァーを企画しているのですが
そのツァー料金は70~80万円ほどかかります。

私はしがないサラリーマンですのでこのような高額のツァーには
手が出ません。
格安なツァーがないかインターネットで探したのですが、
なかなか見つかりません。

これが一番のネックとなっていました。

個人のチベット旅行をサポートしてくれる会社で有名なのはこの両社です。

 西遊旅行のHP http://www.saiyu.co.jp/paper/saiyuinfo.html
   「聖地カイラース山巡礼とグゲ王国」・・・・748,000円

 風の旅行社のHP http://www.kaze-travel.co.jp/
   聖山カイラス巡礼と謎の仏教王国グゲ遺跡 29日間」・・・・ 868,000円

 これらの会社は日本語のスタッフによるツァーを主催していますので
言葉の点ではまったく問題はありません。

しかし、この料金では私にはまったく手が出ません。

 ふとしたことからネパールのカトマンズからヒンズー教の
信者であるインド人を対象としたカイラス山巡礼ツァーが
あることを知りました。

 これらのツァーを調べるとかなり格安でカイラス山へ行けそうです。
早速インターネットでネパールのツァー会社を検索をしてみると
いろいろな会社がツァーを企画しているようです。

しかも、ツァー料金はカトマンズからの出発で2千ドル足らずです。
これなら何とか費用を工面できそうです。
ここから、私のカイラス山巡礼の夢が具体的に動き出しました。

体を鍛える

2006-07-30 20:30:11 | カイラス巡礼・もろもろの準備
 カイラス山の巡礼では、チベットにはいると
標高4千メーターを超えます。
カイラス山巡礼の最高点ドルマ峠では5,600Mの高さまで
上がらなければなりません。

この高さになると一番心配なのが高山病です。
この高山病対策として体も鍛える必要があります。

こちらの方は、2年前に人間ドックを受診した施設で運動メニューを
作ってもらい筋力アップのトレーニングが出来ることになりましたので、
週に1回ほど通うことにしました。
そのほかにジョギングをして身体能力を高めることにしました。

 もともと体を動かすのは好きですので、体重が増えないように適当な時期に
ジョギングをして体重をコントロールしていました。

北海道では冬になると道路を走るのは滑って危険ですので
冬は近くの体育館でジョギングをしていました。

ですから、カイラス山を目指すという具体的な目標に向かってというよりは、
普段から体重コントロールという意味合いで体を動かしていたわけです。

でも、人間ドック受信施設で始めた筋力トレーニングのおかげで
体全体の筋力が増しました。

この筋力トレーニングとジョギングに取り組んだことにより
ここ最近では一番体が動ける状態になっていました。

体力測定の結果でも持久力は20代の判定だったのは少し自信になりました。

英会話の勉強

2006-07-28 21:04:32 | カイラス巡礼・もろもろの準備
  ここ数年、私はバイクで本州を旅行していました。
最初はテントを積んでいきキャンプ場で泊まっていたのですが、
妻からテントでの宿泊では体の疲労が抜けないのではないかとの心配から
宿に泊まるように言われました。

最初はビジネス旅館などに泊まりましたが、どうもつまらないのです。
宿に一人でいると時間をもてあましてしまいます。
それに、旅の情報も少ないのです。
そこで目をつけたのがユースホステルです。

ユースホステルは談話室があり、そこでは旅の途中の人達がいろいろな
情報を交換しています。
また、宿の経営者からもいろいろな情報を得ることが出来ます。

同室となる他の宿泊者からもいろいろな見所などを得ることも出来ます。
一度泊まってみるとその魅力の虜になりました。

 そしてこのユースホステルには外人の旅行者もたくさん泊まっています。
その中には日本語がほとんど話せないような人も小さな辞書を片手に
泊まっています。
言葉が話せなくても知らない国を旅行している人がいることに感動しました。

でも、これらの人と英語で話を始める日本人の宿泊者もいます。
そうか、英語を話せるともっといろいろな国の人達と話すことが出来るのか。
このことに気がつきツーリングから帰ると英会話の教材を探して、
通勤時間を利用してCDを聞くようになりました。

 でも、耳から聞こえてくる英語がなかなか自分の頭の中で「言葉」として
聞こえてきません。
辛抱強く聞きながら、活字を目で追いかけていると少しずつ、
ほんの少しずつ短いフレーズが聞き取れるようになってきました。

でも、目で活字を追いかけると読めるフレーズを耳で聞いても
そういう風には聞こえてきません。
これを繰り返し、繰り返し聞いていました。

教材は中学生の教科書に載っている英語をネイティブの発音で読んでいるものです。
この教材を一年は聞いたでしょうか?
さらに、スピードラーニングというCDをもらいましたので、
こちらも並行して聞くようにしました。
でも、なかなか聞き取ることが出来ません。

最初に英会話の勉強を始めたときには、
まだ、カイラス山のことは頭にありませんでした。

途中から、カイラス山の巡礼を具体的に考え出したことから
少しは真剣になりましたが、錆ついた頭ではなかなか進みません。

このような状態でカイラス山へ出かけましたので、
自分の英語が通じるかさえ不明の状態でしたね。