昨夜、目を覚ましてテントの外を見ると多少雲が出ていたものの星空が綺麗に見えていました。
北斗七星のヒシャクが手を伸ばせば届きそうなくらい近く見えました。
七つ沼カールに泊まったのは二度目です。
前回は40数年前のことです。
北見市内にある高校の山岳部が、夏山合宿に戸蔦別川を上り戸蔦別岳のAカールを越えて七つ沼カールから日高幌尻岳を目指すという計画を立てました。
この山岳部のサポートとして同行したのです。
それ以来、四年前の日高幌尻岳は北戸蔦別岳からピストンしたので七つ沼カールには降りませんでした。
ですから、今回の七つ沼カールはとても楽しみにしていたのです。
今日もいい天気です!
七つ沼カールは風もなく穏やかな朝を迎えました。
すでに出発したパーティーが雪渓を登っています。
私達も後を追うようにして、6:10分、七つ沼カールを出発します。
みいちゃん達の雪渓歩きも慣れてきたのか、今日はアイゼンなしで登ります。
急な登りも2回目となると少し落ち着いて登ることができました。
30分ほどで分岐点に到着。
ここから戸蔦別岳に向かって登るのですが、山頂は覆い被さるような斜面の上です。
あまり上を見ないようにして登ります。
山頂について一息!
快晴の中、日高幌尻岳の姿を目に焼き付けます。
そして、七つ沼の姿も目に焼き付けます。
この次はあるのでしょうか?
七つ沼カールの向こうにはエサオマントツタベツ岳、一番奥のスカイラインにはカムエクの姿も見えます。
反対側に目を転じると北戸蔦別岳への稜線が見えています。
ここで、またもや事件です。
夜行虫さんが2日前からチクチクと痛かったお腹を見ると、何と、ダニがしっかり食い付いていました。
頭が皮膚の中に食い込んでいます。
まずはダニを捕るのが先決かと思いピンセットで取ることにします。
マキュロンでお腹とピンセットを消毒してからできるだけ深く皮膚の中にピンセットを差し込み一気にダニを引き抜きます。
どうやら上手くとれたようです。
もう一度、患部を消毒しておきます。
やれ、やれ、もっと早く気が付いていれば簡単に取れたと思いますが・・・
一度歩いた稜線ですが、少し疲れもあり休憩を取りながらゆっくり歩きます。
高山植物の花は疲れた心を癒してくれます。
北戸蔦別岳を越えぬかびら岳まで来ると、この先では日高幌尻岳を見ることはできません。
休憩を取ってよく見ていきます。
ここからはトッタの泉目指して降るのですが急な坂道が続きます。
まだまだ気を抜くわけには行きません。
特にこの雪渓は降らなければならないので注意するように言いました。
トッタの泉には数人の方が休んでいました。
40代の屈強という形容詞が似合うガイド風の方が70歳に近いご婦人と登っていきます。
彼のザックは本当に重そうでした。
尾根の取り付きまで降ってきました。
ここからは沢を降ります。
まだまだ気を抜くわけには行きません。
沢の巻き路も降りの方が見つけやすく順調に降ります。
二の沢の二股について、これでほぼ今回の山場を越えたことになります。
取水ダムで一休み、ここから花が林道歩きが残っています。
でも、4人で話をしながら歩くと思いの外進むのです。
ところが、後30分ほどで駐車場に着くかというところで雨が降ってきました。
今日の天気予報も午後からは夕立が降るかもしてないという予報です。
とりあえず、雨具の上だけを着ます。
すると、すぐに大粒の雨が降ってきます。
私は大きな蕗の葉を捜し、傘代わりにして歩きました。
駐車場についても雨が降り止みません。
とりあえずザックをトランクに入れると一目散に日高町へ降ります。
最後はバタバタとしましたが、今回の日高幌尻岳は天気に恵まれ最高の山でした!!
北斗七星のヒシャクが手を伸ばせば届きそうなくらい近く見えました。
七つ沼カールに泊まったのは二度目です。
前回は40数年前のことです。
北見市内にある高校の山岳部が、夏山合宿に戸蔦別川を上り戸蔦別岳のAカールを越えて七つ沼カールから日高幌尻岳を目指すという計画を立てました。
この山岳部のサポートとして同行したのです。
それ以来、四年前の日高幌尻岳は北戸蔦別岳からピストンしたので七つ沼カールには降りませんでした。
ですから、今回の七つ沼カールはとても楽しみにしていたのです。
今日もいい天気です!
七つ沼カールは風もなく穏やかな朝を迎えました。
すでに出発したパーティーが雪渓を登っています。
私達も後を追うようにして、6:10分、七つ沼カールを出発します。
みいちゃん達の雪渓歩きも慣れてきたのか、今日はアイゼンなしで登ります。
急な登りも2回目となると少し落ち着いて登ることができました。
30分ほどで分岐点に到着。
ここから戸蔦別岳に向かって登るのですが、山頂は覆い被さるような斜面の上です。
あまり上を見ないようにして登ります。
山頂について一息!
快晴の中、日高幌尻岳の姿を目に焼き付けます。
そして、七つ沼の姿も目に焼き付けます。
この次はあるのでしょうか?
七つ沼カールの向こうにはエサオマントツタベツ岳、一番奥のスカイラインにはカムエクの姿も見えます。
反対側に目を転じると北戸蔦別岳への稜線が見えています。
ここで、またもや事件です。
夜行虫さんが2日前からチクチクと痛かったお腹を見ると、何と、ダニがしっかり食い付いていました。
頭が皮膚の中に食い込んでいます。
まずはダニを捕るのが先決かと思いピンセットで取ることにします。
マキュロンでお腹とピンセットを消毒してからできるだけ深く皮膚の中にピンセットを差し込み一気にダニを引き抜きます。
どうやら上手くとれたようです。
もう一度、患部を消毒しておきます。
やれ、やれ、もっと早く気が付いていれば簡単に取れたと思いますが・・・
一度歩いた稜線ですが、少し疲れもあり休憩を取りながらゆっくり歩きます。
高山植物の花は疲れた心を癒してくれます。
北戸蔦別岳を越えぬかびら岳まで来ると、この先では日高幌尻岳を見ることはできません。
休憩を取ってよく見ていきます。
ここからはトッタの泉目指して降るのですが急な坂道が続きます。
まだまだ気を抜くわけには行きません。
特にこの雪渓は降らなければならないので注意するように言いました。
トッタの泉には数人の方が休んでいました。
40代の屈強という形容詞が似合うガイド風の方が70歳に近いご婦人と登っていきます。
彼のザックは本当に重そうでした。
尾根の取り付きまで降ってきました。
ここからは沢を降ります。
まだまだ気を抜くわけには行きません。
沢の巻き路も降りの方が見つけやすく順調に降ります。
二の沢の二股について、これでほぼ今回の山場を越えたことになります。
取水ダムで一休み、ここから花が林道歩きが残っています。
でも、4人で話をしながら歩くと思いの外進むのです。
ところが、後30分ほどで駐車場に着くかというところで雨が降ってきました。
今日の天気予報も午後からは夕立が降るかもしてないという予報です。
とりあえず、雨具の上だけを着ます。
すると、すぐに大粒の雨が降ってきます。
私は大きな蕗の葉を捜し、傘代わりにして歩きました。
駐車場についても雨が降り止みません。
とりあえずザックをトランクに入れると一目散に日高町へ降ります。
最後はバタバタとしましたが、今回の日高幌尻岳は天気に恵まれ最高の山でした!!