ピリカヌプリから帰ってきて1週間は身体が動かず、ほとほと歳は取りたくないものだと思いました。
身体全体に力が入らず、まるで自分の身体でないような日が続きました。
その身体で、3月14日から3泊4日で奈良・京都へ出掛けてきました。
奈良での目的は、東大寺二月堂で行われる春の行事「お水取り」を見るためです。
とはいっても、実際のお水取りは深夜に行われるため夕方から行われる「大松明」を見るのが目的です。
その後は、飛鳥の巨石群を見て京都へ移動。
京都では、銀閣寺、仁和寺、竜安寺、下鴨神社、などを見てきました。
まあ、大人の修学旅行といったところでしょうか。
さて、すっかり山から遠ざかっていましたが、3月28日の水曜日に中山峠から無意根山まで歩いてみないかとの話がSz氏からあり、天気も良さそうなので行くことにしました。
月曜日の夜に北見山岳会のmocoさんからメールが入り、水曜日が休みなのでどこかへ行く計画があれば参加したいとのこと、さっそく、この計画がある事を話して急遽参加が決定!
3人で行くことになりました。
3月28日(水)
午前5時、定山渓手前にある道路情報館に集合。
ここから下山口となる無意根山の登山口、豊羽鉱山に車を1台置いて中山峠へ向かいます。
中山峠では、除雪センター下の駐車場に車を置いて、さあ出発です。
6:40分、まずは林道歩きでスタートです。

mocoさんにSZ氏がGPSの使い方を教えているところです。
1時間半ほど歩くと立派なアンテナがある建物に到着です。
この施設を作った時に造られた道路はここで終わりです。

ここからは広い尾根を喜茂別岳目指して歩きます。
山はすっかり春です。アウターを着ていると暑いので脱いで歩きます。
雑木林から鳥の鳴き声が聞こえてきます。

途中の雑木林は気持ちよく歩けます。
しかし、所々このように木の上に積もった雪が落ちることがあります。
頭上に仕掛けられた爆弾のようです。
時々小さい雪の塊が落ちてくるので注意が必要です。
雑木林を抜けると広い尾根に出ます。
この広い尾根は視界がなければ目標物がないので歩けないと思います。
しかし、今日は綺麗に晴れているのでその心配はありません。

これから歩いていく山々が見えています。
一番右端が無意根山です。

ドンドン高度を稼ぎます。
緩い傾斜の斜面です。
こんな傾斜の斜面ならスキーで滑ってもおもしろくないと思いながら登ります。
9:55分、喜茂別岳の山頂に到着です。

目の前に大きな羊蹄山が見えています。
山頂には立派な標柱が立っています。
この標柱がなければどこが山頂か分からない山です。
山頂は風が強いので、風に吹かれるように次の山を目指します。
何せ、今日は4つの山を登らなければいけないのです。
喜茂別岳からはシールを付けたまま降ります。

喜茂別岳が遙か彼方に見えますが、どこが山頂?といった山です。
ここら辺から見る羊蹄山は左右対称で立派です。

中岳の登りの途中で昼食休憩を取ります。
11:00分、お腹がすいたので昼食にします。
すでに4時間以上歩いているのでお腹もすきます。

中岳の山頂は岩が折り重なっています。
11:40分、中岳山頂に到着。
さあ、ここから降って最後の登りとなる無意根山へ向かいます。

中岳と無意根山のコルから中岳を振り返ります。
ここから無意根山への登りがきつかったです。
しばらく振りのスキーを使ってのハイク、実は足の筋肉が悲鳴を上げています。
特に内太腿が攣りそうになってくるのです。
それを騙し騙し登るのですが、とうとう堪えきれずスキーをあきらめてシートラすることにします。
幸いに雪の斜面はクラストしているのでツボ足でも歩けます。
ツボ足で歩くと攣りそうな太腿も幾らか落ち着いてきます。
12:50分、ようやく、無意根山の山頂に到着です。
この山頂は風当たりがまともですので、もう少し降ったところで休むことにします。
ここでスキーを履き直して歩きます。
右手には大きな雪庇が出来ていますので注意しながら歩きます。

山頂部はだだっ広い雪原です。
左手の雪山は余市岳です。
遠くに見える日本海のさらに遠くには増毛山塊が見えています。
ここからの行程が辛かった~ぁ!
広い雪原が続き、所々登り返しがありなかなか進みません。
後で考えがえると、シールを付けてしまえば良かったのですが、降りの斜面もあるのでシールを付けずに歩いていました。
スキーの滑走面に雪が団子状に付いてきます。
これは、日差しで融けた雪の表面が水になりその水がスキーの滑走面に付いて雪を凍らせるのです。
この団子状の雪を時々削り取って進みます。
14:20分、千尺高原に到着、
ここからは降るだけと思いましたが、ちょっとしたトラブル発生!
コースミスをしてしまいました。
尾根から降りすぎて1本隣の尾根へ滑り込んでしまいました。
沢をトラバースするのに時間が掛かり豊羽鉱山に着いたのは16:10分、3人ともヘロヘロになって到着です。
いや~ぁ、長い1日でした!
でも、風が強かったとはいえ天気の恵まれ最高のハイクが出来ました。
距離にして23~4キロは歩いたでしょうか?
これで、4月初旬に挑む北日高への良い訓練が出来ました。
最後に、ログを貼り付けておきます。
皆さんの中に興味のある方は歩いてみてください。

身体全体に力が入らず、まるで自分の身体でないような日が続きました。
その身体で、3月14日から3泊4日で奈良・京都へ出掛けてきました。
奈良での目的は、東大寺二月堂で行われる春の行事「お水取り」を見るためです。
とはいっても、実際のお水取りは深夜に行われるため夕方から行われる「大松明」を見るのが目的です。
その後は、飛鳥の巨石群を見て京都へ移動。
京都では、銀閣寺、仁和寺、竜安寺、下鴨神社、などを見てきました。
まあ、大人の修学旅行といったところでしょうか。
さて、すっかり山から遠ざかっていましたが、3月28日の水曜日に中山峠から無意根山まで歩いてみないかとの話がSz氏からあり、天気も良さそうなので行くことにしました。
月曜日の夜に北見山岳会のmocoさんからメールが入り、水曜日が休みなのでどこかへ行く計画があれば参加したいとのこと、さっそく、この計画がある事を話して急遽参加が決定!
3人で行くことになりました。
3月28日(水)
午前5時、定山渓手前にある道路情報館に集合。
ここから下山口となる無意根山の登山口、豊羽鉱山に車を1台置いて中山峠へ向かいます。
中山峠では、除雪センター下の駐車場に車を置いて、さあ出発です。
6:40分、まずは林道歩きでスタートです。

mocoさんにSZ氏がGPSの使い方を教えているところです。
1時間半ほど歩くと立派なアンテナがある建物に到着です。
この施設を作った時に造られた道路はここで終わりです。

ここからは広い尾根を喜茂別岳目指して歩きます。
山はすっかり春です。アウターを着ていると暑いので脱いで歩きます。
雑木林から鳥の鳴き声が聞こえてきます。

途中の雑木林は気持ちよく歩けます。
しかし、所々このように木の上に積もった雪が落ちることがあります。
頭上に仕掛けられた爆弾のようです。
時々小さい雪の塊が落ちてくるので注意が必要です。
雑木林を抜けると広い尾根に出ます。
この広い尾根は視界がなければ目標物がないので歩けないと思います。
しかし、今日は綺麗に晴れているのでその心配はありません。

これから歩いていく山々が見えています。
一番右端が無意根山です。

ドンドン高度を稼ぎます。
緩い傾斜の斜面です。
こんな傾斜の斜面ならスキーで滑ってもおもしろくないと思いながら登ります。
9:55分、喜茂別岳の山頂に到着です。

目の前に大きな羊蹄山が見えています。
山頂には立派な標柱が立っています。
この標柱がなければどこが山頂か分からない山です。
山頂は風が強いので、風に吹かれるように次の山を目指します。
何せ、今日は4つの山を登らなければいけないのです。
喜茂別岳からはシールを付けたまま降ります。

喜茂別岳が遙か彼方に見えますが、どこが山頂?といった山です。
ここら辺から見る羊蹄山は左右対称で立派です。

中岳の登りの途中で昼食休憩を取ります。
11:00分、お腹がすいたので昼食にします。
すでに4時間以上歩いているのでお腹もすきます。

中岳の山頂は岩が折り重なっています。
11:40分、中岳山頂に到着。
さあ、ここから降って最後の登りとなる無意根山へ向かいます。

中岳と無意根山のコルから中岳を振り返ります。
ここから無意根山への登りがきつかったです。
しばらく振りのスキーを使ってのハイク、実は足の筋肉が悲鳴を上げています。
特に内太腿が攣りそうになってくるのです。
それを騙し騙し登るのですが、とうとう堪えきれずスキーをあきらめてシートラすることにします。
幸いに雪の斜面はクラストしているのでツボ足でも歩けます。
ツボ足で歩くと攣りそうな太腿も幾らか落ち着いてきます。
12:50分、ようやく、無意根山の山頂に到着です。
この山頂は風当たりがまともですので、もう少し降ったところで休むことにします。
ここでスキーを履き直して歩きます。
右手には大きな雪庇が出来ていますので注意しながら歩きます。

山頂部はだだっ広い雪原です。
左手の雪山は余市岳です。
遠くに見える日本海のさらに遠くには増毛山塊が見えています。
ここからの行程が辛かった~ぁ!
広い雪原が続き、所々登り返しがありなかなか進みません。
後で考えがえると、シールを付けてしまえば良かったのですが、降りの斜面もあるのでシールを付けずに歩いていました。
スキーの滑走面に雪が団子状に付いてきます。
これは、日差しで融けた雪の表面が水になりその水がスキーの滑走面に付いて雪を凍らせるのです。
この団子状の雪を時々削り取って進みます。
14:20分、千尺高原に到着、
ここからは降るだけと思いましたが、ちょっとしたトラブル発生!
コースミスをしてしまいました。
尾根から降りすぎて1本隣の尾根へ滑り込んでしまいました。
沢をトラバースするのに時間が掛かり豊羽鉱山に着いたのは16:10分、3人ともヘロヘロになって到着です。
いや~ぁ、長い1日でした!
でも、風が強かったとはいえ天気の恵まれ最高のハイクが出来ました。
距離にして23~4キロは歩いたでしょうか?
これで、4月初旬に挑む北日高への良い訓練が出来ました。
最後に、ログを貼り付けておきます。
皆さんの中に興味のある方は歩いてみてください。
