井の中の蛙、カイラス山巡礼に挑む!

夢のカイラス巡礼を終え、登山を再開しました。山岳信仰の延長上に四国遍路、カイラス山巡礼があり、原点の登山に戻ります。

石川直樹写真展を観に行く!

2015-11-28 21:03:45 | その他
 石川直樹さんの写真展が北海道博物館で開催されるというので観に行ってきました。
この写真展は、北海道とカナダのアルバータ州の姉妹都市提携35年を記念しての行事となっています。
石川さんがアルバータ州で撮影した24点の作品と北海道で撮影した17点が展示されています。
開催期間は来年1月17日までであり、入場料は無料となっています。

 本日28日は、開催に併せてご本人による写真の解説とトークが行われるということでしたので行って来ました。

   
   写真展の案内掲示物です。

   
   写真展の開場は2階の特別展示室になります。
   
   
   展示室の様子です。

 この展示室の半分には道内でも発掘されるアンモナイトに関する展示が行われています。

 さて、講演会は地下の講堂で行われました。
   
   約100名を超える人が集まりました。

 午後1時30分、司会者による紹介のあと本人登場!
しかし、その歩く姿が何ともいじらしい。
トボトボ歩きで歩く姿にちょっとガッカリしました。
まだまだ40前の青年ですからしっかり前を向き背筋を伸ばして歩いてほしかった。

 講演内容は、写真の解説の他、今年の登山活動や知床へ通っていることなどを中心に行われました。
登山は、パキスタンにあるK2を目指していたようですが、登山ルートに雪崩が頻発して発生するため中止せざるを得なかったようです。
この登山の様子を写した動画なども見せていただきました。

   
   話し方も木訥な感じでした。

 一通り公園が終わったところで質問を受けます。
会場からは活発な質問がありました。
特に若い女性からの質問が相次ぐなど、さすが人気の写真家です。

   
   質問を受ける石川さんです。

 こんなことで1時間半が過ぎてしまいました。
なかなか楽しい時間でした。

 

「安全登山シンポジウム」の開催について

2015-11-13 22:19:46 | その他
 本日付けの道新の夕刊に北海道山岳遭難防止対策協議会と北海道山岳連盟の共催による「安全登山シンポジウム」が開催されるとの記事が掲載されていました。
 道岳連のHPを見ると詳しい開催要領が掲載されていましたのでお知らせします。

    
     道岳連のHPから転載しています。

 開催要領については、つぎの通りです。

1 日 時   平成27年12月1日(火) 午後5時30分~9時30分
                      開場は午後5時から

2 会 場   札幌エルプラザ 3階 ホール (札幌市北区北8西3)

3 主 催   北海道山岳遭難防止対策協議会(道遭対協)、北海道山岳連盟(道岳連)

4 協 力   北海道、北海道警察本部

5 内 容
   Ⅰ、特別講演
     ①「北海道の山岳遭難の実情」
        講師:北海道警察山岳遭難救助隊救助対策官 西村 和隆 氏
     ②「山岳遭難事故は里山もエベレストもない」~私の出会った遭難事故に学ぶ~
        講師:日本山岳協会会長 八木原 圀明 氏
     ③「ニセコルールの趣旨と雪崩情報の目的」~登山家の果たす役割~
        講師:ニセコ雪崩事故防止協議会ニセコ雪崩調査所所長 新谷暁生氏

   Ⅱ、シンポジウム ディスカッション「山岳遭難を防ぐ」
       パネリスト 道警山岳遭難救助隊救助対策官 西村 和隆 氏
              日本山岳協会会長       八木原 圀明 氏
              ニセコ雪崩調査所所長    新谷 暁生 氏

    司会    道遭対協常任幹事(道岳連副会長)斉藤 邦明 氏


 以上ですが、この冬もバックカントリーなどへ出かける方は、ぜひ、参加しましょう。

バンフ映画祭を観に行く!

2015-11-08 14:08:22 | その他
 今年もやってきました!
バンフ映画祭が11月7日に札幌は道新ホールで開催されました。

 今年は350本の応募作品があったようです。
その中から厳選された作品が世界中に公開されました。
今回の札幌では、その中から14作品とパタゴニアが制作した「ダムネイション」という作品も併せて上映されました。

 昨年は除染のため福島へ行っていたため観ることが出来ませんでした。
今年はゆっくり1部と2部の両方を楽しませてもらいました。
この映画祭ではいつも感じることなのですが、アウトドアの楽しみ方は千差万別だということです。
登山だけではなく海でも空でもいろいろな楽しみ方を教えてくれます。

 
 ちょっと見ずらいですが今年のパンフレットです。

 
  8階のホール前での様子です。

 
 中にはいるとアウトドア関連のブースがあります。

 
 ダムに関するブースもあります。

 
 さあ、いよいよ始まります。

 今年の映画で気になった映画ですが、1部では右足を失ったバス・ソジトラという青年が私たちと同じように山に登りバックカントリースキーを楽しんでいる姿です。
彼が言うには、「右足を失ったことが障害だと思わないので、自分を障害者だと思ったことはない。」ことです。
人に媚びることなく、自分の足で急斜面を登りスキーを楽しむ姿は感動的でした。

 2部では、エディー・ハンターという88歳の老人がバンフにあるノーケイ山で80年以上スキーを滑っており、彼の子供や孫とスキーを楽しむ姿です。
私も、ここ最近は孫とスキーに出かけており、どんどん上手になる姿を見る楽しさを知ったばかりです。
彼のように88歳は無理ですが、せめて70過ぎまでは孫と一緒にスキーを楽しみたいと思っています。

 このようにジャンルを越えた世界でひたむきに何かに取り組んでいる姿は感動を呼びます。
来年は、ぜひ、皆様にも観ていただきたい映画祭です。