2016年シーズン最初の雪山へ出かけてきました。
今年の冬は雪が少なく、札幌近郊のスキー場もなかなかオープンできない日が続いていました。
やっとオープンできたものの暖かい日が続き、札幌市内はせっかく降った雪が融けてしまいました。
その後まもなく30センチの雪が降り近郊の山もやっと雪山になってきたのです。
そんな中、数日前から本格的な寒波が押し寄せ、札幌でも日中の気温がマイナスとなる真冬日を迎えるようになりました。
気温が下がり小雪がチラチラする中、今シーズンのスタートは奥手稲山としました。
この山は札幌近郊にあり、手稲山から稜線で繋がる山なのですが、とても地味な山です。
スタートとなる登山口は、札幌国際スキー場から1キロほど定山渓側に下ったところにあります。
12月28日(月曜日)
今回は、お友達3人と出かけてきました。
Sz氏に、Omさん、Mocoさんです。
登山口に8時30分集合としたのですが、Mocoさんの到着が遅れています。
数日前から降った雪のせいで市内の道路は滑り、混雑しているのです。
8時45分、Mocoさん登場、早速、登山準備をします。
さて、私たちがこの登山口についたとき車が1台止まっていました。
スノーシューで登山準備をしているのですが、なかなか出発しません。
「どうしたんだろうね!」と話しながらMocoさんを待っていたのです。
その人もやっと出発、私たちも登山準備ができたので9:10分出発です。
小雪がチラチラしているものの風は吹いていません。
先行したスノーシューの人を追いかけます。
雪の深さが膝下ほどあります。
これではスノーシューで歩くのは大変です。
10分ほど歩くと追いついてしまいました。
追い抜くときに、トレースのお礼を言って行き先を聞くと「つげ山まで」といいます。
それでは先を歩きますと言って私たちが先行します。
これで、スノーシューの人もつげ山の取り付きまで少しは楽ができるはずです。
単調な林道歩きが続きます。
この山に登ったことがあるのは私だけで一緒に登る3人は初めての山になります。
1時間ほど歩いたところで休憩を取ります。
時折、雪が止み、空が明るくなってきます。
天気は回復か?と思わせながら小雪がチラチラしてきます。
雪が深いので交代でラッセルをします。
皆さん慣れているのでスムーズに交代しながら、久しぶりに会う人もいるので会話が弾みます。
林道の左側にある尾根に乗らなければいけません。
その地点を慎重に見極めながら歩きます。
784mのコブ山辺りから急斜面を登り尾根を目指します。
雪が深いのでラッセルが大変です。
それを4人で交代しながら登ります。
20分ほどで尾根上に到達、しかしここからが大変です。
尾根が広いため方向を定めるのが大変なのです。
途中で私が山頂へ向かって進んでいる方向とGPSが指し示す方向にズレがあるといいます。
4人で協議の結果、少し沢沿いにコースを取りそのまま浮くに向かった進むことにします。
そうしてどんどんラッセルしながら歩きます。
右にある沢に向かって降ろうとしましたが、その前にGPSをチェックしました。
すると今まで右手に進まなければいけないと思っていたのですが、GPSが示す山頂の方向が左手に変わっているのです。
ここで、方向を変えて左手に向かって登ります。
そのまま交代しながらラッセルしていきます。
13:5分、やっと山頂に着くことができました。
初めて踏む山頂は、時折、強い風が吹き抜ける場所です。
山頂を楽しむ余裕もなくスキーのシールを外し滑走準備をします。
軽くお腹の中に軽食を詰め込みます。
ここからはトレースを外さないように滑ります。
平坦に近い林の中は方向感覚を麻痺させるものがあるからです。
平坦そうに見えても微妙な起伏があります。
結局、2度ほどシールを貼り、何とか林道まで滑り降りることができました。
ここからは単調な滑り&歩きが続きます。
先行者が3センチほど積もった雪を踏みしめると後から歩く人のスキーが滑るのです。
先行者を犠牲にしてドンドン歩きます。
15:30分、やっと登山口まで戻ってきました。
ほとんど1日中歩き通しでしたので疲れました。
身体も冷え切っています。
車には10センチほどの雪が降り積もっています。
皆さんの顔には笑顔があります。
シーズン初めとしては大変なスキー登山でしたが、満足していただいたようです。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
皆様には、私のつたないブログにこの1年お付き合いをいただきありがとうございます。
今年は、5年越しで取り組んできた日高全山縦走を達成することができました。
また、加藤文太郎さんの足跡を訪ねて、彼がトレーニングで歩いていた六甲山の全山縦走も
体験できました。
さらに、夏には北アルプスを裏銀座から後立山連峰の縦走も成し遂げることができた
充実の1年でした。
来年は、南アルプスの縦走を考えています。
その先には大峯奥駆道の縦走も成し遂げたいと考えています。
皆様にとって、来年もより良き年であることを祈っています。
今年の冬は雪が少なく、札幌近郊のスキー場もなかなかオープンできない日が続いていました。
やっとオープンできたものの暖かい日が続き、札幌市内はせっかく降った雪が融けてしまいました。
その後まもなく30センチの雪が降り近郊の山もやっと雪山になってきたのです。
そんな中、数日前から本格的な寒波が押し寄せ、札幌でも日中の気温がマイナスとなる真冬日を迎えるようになりました。
気温が下がり小雪がチラチラする中、今シーズンのスタートは奥手稲山としました。
この山は札幌近郊にあり、手稲山から稜線で繋がる山なのですが、とても地味な山です。
スタートとなる登山口は、札幌国際スキー場から1キロほど定山渓側に下ったところにあります。
12月28日(月曜日)
今回は、お友達3人と出かけてきました。
Sz氏に、Omさん、Mocoさんです。
登山口に8時30分集合としたのですが、Mocoさんの到着が遅れています。
数日前から降った雪のせいで市内の道路は滑り、混雑しているのです。
8時45分、Mocoさん登場、早速、登山準備をします。
さて、私たちがこの登山口についたとき車が1台止まっていました。
スノーシューで登山準備をしているのですが、なかなか出発しません。
「どうしたんだろうね!」と話しながらMocoさんを待っていたのです。
その人もやっと出発、私たちも登山準備ができたので9:10分出発です。
小雪がチラチラしているものの風は吹いていません。
先行したスノーシューの人を追いかけます。
雪の深さが膝下ほどあります。
これではスノーシューで歩くのは大変です。
10分ほど歩くと追いついてしまいました。
追い抜くときに、トレースのお礼を言って行き先を聞くと「つげ山まで」といいます。
それでは先を歩きますと言って私たちが先行します。
これで、スノーシューの人もつげ山の取り付きまで少しは楽ができるはずです。
単調な林道歩きが続きます。
この山に登ったことがあるのは私だけで一緒に登る3人は初めての山になります。
1時間ほど歩いたところで休憩を取ります。
時折、雪が止み、空が明るくなってきます。
天気は回復か?と思わせながら小雪がチラチラしてきます。
雪が深いので交代でラッセルをします。
皆さん慣れているのでスムーズに交代しながら、久しぶりに会う人もいるので会話が弾みます。
林道の左側にある尾根に乗らなければいけません。
その地点を慎重に見極めながら歩きます。
784mのコブ山辺りから急斜面を登り尾根を目指します。
雪が深いのでラッセルが大変です。
それを4人で交代しながら登ります。
20分ほどで尾根上に到達、しかしここからが大変です。
尾根が広いため方向を定めるのが大変なのです。
途中で私が山頂へ向かって進んでいる方向とGPSが指し示す方向にズレがあるといいます。
4人で協議の結果、少し沢沿いにコースを取りそのまま浮くに向かった進むことにします。
そうしてどんどんラッセルしながら歩きます。
右にある沢に向かって降ろうとしましたが、その前にGPSをチェックしました。
すると今まで右手に進まなければいけないと思っていたのですが、GPSが示す山頂の方向が左手に変わっているのです。
ここで、方向を変えて左手に向かって登ります。
そのまま交代しながらラッセルしていきます。
13:5分、やっと山頂に着くことができました。
初めて踏む山頂は、時折、強い風が吹き抜ける場所です。
山頂を楽しむ余裕もなくスキーのシールを外し滑走準備をします。
軽くお腹の中に軽食を詰め込みます。
ここからはトレースを外さないように滑ります。
平坦に近い林の中は方向感覚を麻痺させるものがあるからです。
平坦そうに見えても微妙な起伏があります。
結局、2度ほどシールを貼り、何とか林道まで滑り降りることができました。
ここからは単調な滑り&歩きが続きます。
先行者が3センチほど積もった雪を踏みしめると後から歩く人のスキーが滑るのです。
先行者を犠牲にしてドンドン歩きます。
15:30分、やっと登山口まで戻ってきました。
ほとんど1日中歩き通しでしたので疲れました。
身体も冷え切っています。
車には10センチほどの雪が降り積もっています。
皆さんの顔には笑顔があります。
シーズン初めとしては大変なスキー登山でしたが、満足していただいたようです。
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皆様には、私のつたないブログにこの1年お付き合いをいただきありがとうございます。
今年は、5年越しで取り組んできた日高全山縦走を達成することができました。
また、加藤文太郎さんの足跡を訪ねて、彼がトレーニングで歩いていた六甲山の全山縦走も
体験できました。
さらに、夏には北アルプスを裏銀座から後立山連峰の縦走も成し遂げることができた
充実の1年でした。
来年は、南アルプスの縦走を考えています。
その先には大峯奥駆道の縦走も成し遂げたいと考えています。
皆様にとって、来年もより良き年であることを祈っています。