11月2日 チュクン→アイランドピークベースキャンプ(5,080m)
今日はいよいよアイランドピークのBCへ入ります。
ロッジ暮らしばかりでしたが、今夜からテントになります。
朝食は松本さんと一緒でしたがその旺盛な食欲に脱帽です。
私はパンケーキを半分食べるのがやっとでした。
松本さんは同じパンケーキを2枚頼んでそれにハチミツをタップリ掛けてぺろりと平らげています。
その食欲の差が体力の差に現れるのを実感させられました。
この食欲あればこそ71歳でエベレストに登れるのでしょう。
さて、いつものように7時に出発するはずでしたが、ガイドがあたふたしていてなかなか出発出来ません。
そんな時、曇っていた空が一瞬にして晴れてきます。
雲間に太陽が当たり山が輝きます。
幻想的で綺麗でした。
この数分後に空はすっかり晴れ渡り、クッキリとした姿を見せてくれます。
この姿も良いものです。
8時出発の松本さんが先に立っていきます。
今日はアマダブラムのベースキャンプへ行くといってましたが、4時間半ほどで行けるといってます。
そんなに短時間で行けるかちょっと疑問でした。
私はパンボチェまで降ってからアマダブラムのBCを目指すと思っていましたが、もっと手前から川を渡るコースがあるのかもしれません。
破れた靴先をガムテープを巻いて留めていたのはご愛敬でした。
ストックを両手に握り軽やかな足取りで坂を下っていきます。
ガイドがやっと出発の準備が整ったと言ったのは8:50分になってからです。
約2時間遅れで私達もアイランドピークのBCを目指して出発です。
まずはモレンの丘を登ります。
一番上まで登るとアイランドピークがその姿を見せてくれます。
ウーン、なかなか良い姿をしています。
山頂部は真っ白に光っています。
この先、アイランドピークの右手を目指して登っていきます。
モレーンの丘を登りきると道は平らになります。
その平原の真ん中に大きな岩が見えます。
10:10分、その岩まで歩いて一息入れます。
岩のところに数人のポーターが休んでいます。
女性のポーターもいました。
ガイドが私のところへ来て頭痛薬がないかといいます。
どうしたのか聞くと、この女性ポーターが頭痛で苦しんでいるとのことです。
ザックの中から薬を入れてあるポーチを出してブァファリンを4錠あげます。
ガイドには1回2錠飲むように伝えます。
どんどんアイランドピークが大きくなってきます。
この先は平原になっています。
その平原のダラダラ登りを詰めます。
後ろを振り返るとアマダブラムです。
この山頂部をどうやって登るのでしょうか?
11:45分、BCに到着です。
沢山のテントが張られています。
でも、そのテントに人がいません。
一体これはどうしたことでしょう?
このアイランドピークBCのすぐ右手には大きな氷河湖があります。
テントサイトからは見えませんが、イムジャ湖と名前が付けられております。
このイムジャ湖は、地球温暖化に伴い水位が上がり決壊の恐れがあると言われ、監視体制が取られていると聞きました。
その関係でいろいろな国の研究期間が調査に入っているとも聞きました。
人気のないテントはこれらの人達が使っているものかもしれません。
私達は、4~5人用のテントを2張り建てます。
1張りは私専用です。
もう1張りがガイドとポーター用ということです。
昼過ぎ、太陽がテントに当たっている時はテントの中は20度もあります。
それが、日が陰ると急に足元がスーとして10度を切ってしまいます。
2時頃、寝袋の中でウトウトしているとガイドがやってきてユマールの使い方を教えるといいます。
外へでると白人の男女がいます。
彼らと一緒に教えてもらいます。
右手にある斜面にザイルがセットされています。
このザイルにカラビナをセットして、それからユマールをセットします。
そして、そのカラビナをいったん外してからユマールとザイルを一緒にカラビナの中に入れます。
こうするとユマールから手を離してもザイルとユマールにセットされたカラビナで落ちることはありません。
これを固定ザイルの支点に来た時にカラビナを外して支点の上にセット、それからユマールを外して同じように支点の上にセットして、カラビナを外してユマールごとセットする。
これを繰り返して覚えます。
さらに、下降する時はATCとカラビナのセットを教えてもらいます。
ようは、固定ザイルにカラビナかユマール若しくはATCのどちらかが必ずセットされているように教えてくれます。
白人の男女は英国人のようでした。
男性はアンナプルナのBCへ行ったことがあると話しています。
30~40分掛けて、3~4度上り下りを繰り返して完全に出来るようにします。
私にとって、初めて使うユマールでしたので、良い勉強になりました。
今日はいよいよアイランドピークのBCへ入ります。
ロッジ暮らしばかりでしたが、今夜からテントになります。
朝食は松本さんと一緒でしたがその旺盛な食欲に脱帽です。
私はパンケーキを半分食べるのがやっとでした。
松本さんは同じパンケーキを2枚頼んでそれにハチミツをタップリ掛けてぺろりと平らげています。
その食欲の差が体力の差に現れるのを実感させられました。
この食欲あればこそ71歳でエベレストに登れるのでしょう。
さて、いつものように7時に出発するはずでしたが、ガイドがあたふたしていてなかなか出発出来ません。
そんな時、曇っていた空が一瞬にして晴れてきます。
雲間に太陽が当たり山が輝きます。
幻想的で綺麗でした。
この数分後に空はすっかり晴れ渡り、クッキリとした姿を見せてくれます。
この姿も良いものです。
8時出発の松本さんが先に立っていきます。
今日はアマダブラムのベースキャンプへ行くといってましたが、4時間半ほどで行けるといってます。
そんなに短時間で行けるかちょっと疑問でした。
私はパンボチェまで降ってからアマダブラムのBCを目指すと思っていましたが、もっと手前から川を渡るコースがあるのかもしれません。
破れた靴先をガムテープを巻いて留めていたのはご愛敬でした。
ストックを両手に握り軽やかな足取りで坂を下っていきます。
ガイドがやっと出発の準備が整ったと言ったのは8:50分になってからです。
約2時間遅れで私達もアイランドピークのBCを目指して出発です。
まずはモレンの丘を登ります。
一番上まで登るとアイランドピークがその姿を見せてくれます。
ウーン、なかなか良い姿をしています。
山頂部は真っ白に光っています。
この先、アイランドピークの右手を目指して登っていきます。
モレーンの丘を登りきると道は平らになります。
その平原の真ん中に大きな岩が見えます。
10:10分、その岩まで歩いて一息入れます。
岩のところに数人のポーターが休んでいます。
女性のポーターもいました。
ガイドが私のところへ来て頭痛薬がないかといいます。
どうしたのか聞くと、この女性ポーターが頭痛で苦しんでいるとのことです。
ザックの中から薬を入れてあるポーチを出してブァファリンを4錠あげます。
ガイドには1回2錠飲むように伝えます。
どんどんアイランドピークが大きくなってきます。
この先は平原になっています。
その平原のダラダラ登りを詰めます。
後ろを振り返るとアマダブラムです。
この山頂部をどうやって登るのでしょうか?
11:45分、BCに到着です。
沢山のテントが張られています。
でも、そのテントに人がいません。
一体これはどうしたことでしょう?
このアイランドピークBCのすぐ右手には大きな氷河湖があります。
テントサイトからは見えませんが、イムジャ湖と名前が付けられております。
このイムジャ湖は、地球温暖化に伴い水位が上がり決壊の恐れがあると言われ、監視体制が取られていると聞きました。
その関係でいろいろな国の研究期間が調査に入っているとも聞きました。
人気のないテントはこれらの人達が使っているものかもしれません。
私達は、4~5人用のテントを2張り建てます。
1張りは私専用です。
もう1張りがガイドとポーター用ということです。
昼過ぎ、太陽がテントに当たっている時はテントの中は20度もあります。
それが、日が陰ると急に足元がスーとして10度を切ってしまいます。
2時頃、寝袋の中でウトウトしているとガイドがやってきてユマールの使い方を教えるといいます。
外へでると白人の男女がいます。
彼らと一緒に教えてもらいます。
右手にある斜面にザイルがセットされています。
このザイルにカラビナをセットして、それからユマールをセットします。
そして、そのカラビナをいったん外してからユマールとザイルを一緒にカラビナの中に入れます。
こうするとユマールから手を離してもザイルとユマールにセットされたカラビナで落ちることはありません。
これを固定ザイルの支点に来た時にカラビナを外して支点の上にセット、それからユマールを外して同じように支点の上にセットして、カラビナを外してユマールごとセットする。
これを繰り返して覚えます。
さらに、下降する時はATCとカラビナのセットを教えてもらいます。
ようは、固定ザイルにカラビナかユマール若しくはATCのどちらかが必ずセットされているように教えてくれます。
白人の男女は英国人のようでした。
男性はアンナプルナのBCへ行ったことがあると話しています。
30~40分掛けて、3~4度上り下りを繰り返して完全に出来るようにします。
私にとって、初めて使うユマールでしたので、良い勉強になりました。