6月に入ってから風邪のためすっかり体調を壊していました。
咳がなかなか鎮まらず10日間ほどは夜も眠れないくらいでした。
3週間が経過して、やっと、体を動かしても良い気持ちになってきました。
そこで選択した山が夕張岳です。
この時期に山開きを迎える夕張岳ですが、今年の山開きは6月22日の日曜日でした。
その翌日となる23日に私達は夕張岳に向かいました。
夕張岳の登山口となる林道はシューパロダムが出来たことによりすっかり様変わりしていました。
シューパロトンネルを抜けると右手にシューパロダムのダム湖が見えてきます。
このダム湖の中を真っ直ぐに橋が通っています。
この橋の入り口が分かりづらく、標識もないので通り過ぎてしまったくらいです。
トンネルを抜けるとすぐに橋に向かう道路が見えてきますので減速していた方がいいでしょう。
展望台のような施設の手前から右折します。
そしてシューパロダム湖の上を気持ちよく走ると、あとは道なりに走っていけば以前の林道に繋がります。
札幌から登山口までは約2時間ほどの道程になります。
今年の注意点として林道は登山口の手前7キロの地点でゲートが閉じられています。
林道の一部に崖崩れの恐れがあるためこのような措置が執られています。
詳しくは森林管理局の林道情報をご覧ください。
林道情報はこちらのアドレスからご覧になれます。
http://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/apply/nyurin/nyurin_kisei.html
私達は6時に札幌を発ち、8時にこのゲートに到着しました。
ゲートの手前に20台ほど駐車できるように整備されています。
この駐車場に車を止めます。
ここからゲートをくぐり、林道歩きが始まります。
8:15分にゲート前を出発しました。
そして、木漏れ陽の林道を快調に歩きます。
9:35分、以前はここまで登ってこれた所にあるゲートに到着です。
このゲートを抜け急な坂道となる林道を一登りして、やっと、登山口(冷水コース)に到着です。
ここで小休止を取って息を整えます。
山頂までは、ここから6.5キロほどあります。
9:50分、登山口を出発します。
涸沢状態の登山道を登ります。
左右の笹が刈り払われているので見通しも利く登山道となっています。
(整備していただいた人達に感謝です!!)
順調に登っていくと約1時間ほどで水場に到着です。
ここで冷たい水を汲んで行きます。
ここからは急な登山道を喘ぎ喘ぎ登ります。
病み上がりの身体ですが思った以上に身体が動きます。
11:25分、シラネアオイが顔を見せるようになってくると石原平です。
しかし、今年は開花が早いせいななのかスラネアオイの花の色が白く色抜けしたような状態になっています。
あまり良い色の花がありませんでした。
ここからさらに傾斜の増す登山道を登ります。
トラバースするところには転落防止用にザイルが固定されています。
ここを慎重に抜けると望岳台です。
11:45分、望岳台に到着しました。
ここで休んでいる人達がいました。
子供さんもいましたが、ここまで約10キロは歩いているでしょうか?
ここまで来ると、もう一登りで急な坂とはお別れです。
やっと登り切ると、いつもある雪渓が目に入ってきません。
今年は雪融け例年以上に進んでいるようです。
エゾノリュウキンカの花が咲いていました。
山頂が見えてきました。
まだまだ、遠く見えます。
ここから少し進むと高層湿原部に入ります。
12:15分、男岩の横を通り抜けます。
湿原部には木道が整備されています。
その木道の両側にいろいろな花が咲いて私達の目を楽しませてくれます。
チングルマです。
ミヤマオダマキです。
そして名前の分からないのが次の写真です。
この花の名前を知っている方がいましたら教えてください。
(シロウマアサツキではないかと教えていただきました。)
木道を歩いて最後のところで一休みします。
この先は、また急な登が待ちかまえています。
吹き通しには夕張草が咲いているのですが、どの花も咲き終わっているようでした。
白い花が穂先の先端部分にしかありません。
下の部分は咲き終わっているようです。
ここから山頂部にかけても花が楽しめます。
ハクサンイチゲです。
ハクサンチドリです。
花を楽しみながら急斜面を登ります。
そして夕張神社の社まで来ると山頂は目の前です。
13:15分、夕張岳の山頂に到着です。
芦別岳の山頂は雲の中ですが、おおむね視界が利くいい天気です。
山頂は風が強いので神社前まで降って昼食の休憩を取ります。
担ぎ上げた水を沸かしてカップ麺を食べます。
汗をかいた身体が冷えてきたので暖かい食べ物は疲れを取ってくれます。
14:00分、降りに掛かる時間を考えると山頂でゆっくりしてもいられません。
駐車場まで4時間は掛かるとみています。
下山時も花を楽しみながら降ります。
アズマギクでしょうか。
大きな一株だけ色鮮やかなシラネアオイがありました。
降りは快調に飛ばします。
といっても疲れた身体に急斜面の降りは応えます。
痛くなってくる膝や太股の筋肉を休ませるために適当に休憩を入れます。
16:30分、夕張岳ヒュッテに到着です。
この山小屋は新築されたばかりです。
小屋の外観です。
この写真の左手に沢水を引いた小屋があります。
小屋の中です。
小屋中をゆっくり見たかったのです、時間が押していたのと靴を脱ぐのが面倒でしたのでちょっと覗いただけです。
今度は、ぜひこの小屋に泊まってみたいと思いました。
さて、ここから林道歩きを1時間半はしなければなりません。
疲れた身体にむち打って歩きます。
18:10分、やっと駐車場に戻ってきました。
やれやれ、今日の行動時間は丁度10時間、お疲れさまでした!!
咳がなかなか鎮まらず10日間ほどは夜も眠れないくらいでした。
3週間が経過して、やっと、体を動かしても良い気持ちになってきました。
そこで選択した山が夕張岳です。
この時期に山開きを迎える夕張岳ですが、今年の山開きは6月22日の日曜日でした。
その翌日となる23日に私達は夕張岳に向かいました。
夕張岳の登山口となる林道はシューパロダムが出来たことによりすっかり様変わりしていました。
シューパロトンネルを抜けると右手にシューパロダムのダム湖が見えてきます。
このダム湖の中を真っ直ぐに橋が通っています。
この橋の入り口が分かりづらく、標識もないので通り過ぎてしまったくらいです。
トンネルを抜けるとすぐに橋に向かう道路が見えてきますので減速していた方がいいでしょう。
展望台のような施設の手前から右折します。
そしてシューパロダム湖の上を気持ちよく走ると、あとは道なりに走っていけば以前の林道に繋がります。
札幌から登山口までは約2時間ほどの道程になります。
今年の注意点として林道は登山口の手前7キロの地点でゲートが閉じられています。
林道の一部に崖崩れの恐れがあるためこのような措置が執られています。
詳しくは森林管理局の林道情報をご覧ください。
林道情報はこちらのアドレスからご覧になれます。
http://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/apply/nyurin/nyurin_kisei.html
私達は6時に札幌を発ち、8時にこのゲートに到着しました。
ゲートの手前に20台ほど駐車できるように整備されています。
この駐車場に車を止めます。
ここからゲートをくぐり、林道歩きが始まります。
8:15分にゲート前を出発しました。
そして、木漏れ陽の林道を快調に歩きます。
9:35分、以前はここまで登ってこれた所にあるゲートに到着です。
このゲートを抜け急な坂道となる林道を一登りして、やっと、登山口(冷水コース)に到着です。
ここで小休止を取って息を整えます。
山頂までは、ここから6.5キロほどあります。
9:50分、登山口を出発します。
涸沢状態の登山道を登ります。
左右の笹が刈り払われているので見通しも利く登山道となっています。
(整備していただいた人達に感謝です!!)
順調に登っていくと約1時間ほどで水場に到着です。
ここで冷たい水を汲んで行きます。
ここからは急な登山道を喘ぎ喘ぎ登ります。
病み上がりの身体ですが思った以上に身体が動きます。
11:25分、シラネアオイが顔を見せるようになってくると石原平です。
しかし、今年は開花が早いせいななのかスラネアオイの花の色が白く色抜けしたような状態になっています。
あまり良い色の花がありませんでした。
ここからさらに傾斜の増す登山道を登ります。
トラバースするところには転落防止用にザイルが固定されています。
ここを慎重に抜けると望岳台です。
11:45分、望岳台に到着しました。
ここで休んでいる人達がいました。
子供さんもいましたが、ここまで約10キロは歩いているでしょうか?
ここまで来ると、もう一登りで急な坂とはお別れです。
やっと登り切ると、いつもある雪渓が目に入ってきません。
今年は雪融け例年以上に進んでいるようです。
エゾノリュウキンカの花が咲いていました。
山頂が見えてきました。
まだまだ、遠く見えます。
ここから少し進むと高層湿原部に入ります。
12:15分、男岩の横を通り抜けます。
湿原部には木道が整備されています。
その木道の両側にいろいろな花が咲いて私達の目を楽しませてくれます。
チングルマです。
ミヤマオダマキです。
そして名前の分からないのが次の写真です。
この花の名前を知っている方がいましたら教えてください。
(シロウマアサツキではないかと教えていただきました。)
木道を歩いて最後のところで一休みします。
この先は、また急な登が待ちかまえています。
吹き通しには夕張草が咲いているのですが、どの花も咲き終わっているようでした。
白い花が穂先の先端部分にしかありません。
下の部分は咲き終わっているようです。
ここから山頂部にかけても花が楽しめます。
ハクサンイチゲです。
ハクサンチドリです。
花を楽しみながら急斜面を登ります。
そして夕張神社の社まで来ると山頂は目の前です。
13:15分、夕張岳の山頂に到着です。
芦別岳の山頂は雲の中ですが、おおむね視界が利くいい天気です。
山頂は風が強いので神社前まで降って昼食の休憩を取ります。
担ぎ上げた水を沸かしてカップ麺を食べます。
汗をかいた身体が冷えてきたので暖かい食べ物は疲れを取ってくれます。
14:00分、降りに掛かる時間を考えると山頂でゆっくりしてもいられません。
駐車場まで4時間は掛かるとみています。
下山時も花を楽しみながら降ります。
アズマギクでしょうか。
大きな一株だけ色鮮やかなシラネアオイがありました。
降りは快調に飛ばします。
といっても疲れた身体に急斜面の降りは応えます。
痛くなってくる膝や太股の筋肉を休ませるために適当に休憩を入れます。
16:30分、夕張岳ヒュッテに到着です。
この山小屋は新築されたばかりです。
小屋の外観です。
この写真の左手に沢水を引いた小屋があります。
小屋の中です。
小屋中をゆっくり見たかったのです、時間が押していたのと靴を脱ぐのが面倒でしたのでちょっと覗いただけです。
今度は、ぜひこの小屋に泊まってみたいと思いました。
さて、ここから林道歩きを1時間半はしなければなりません。
疲れた身体にむち打って歩きます。
18:10分、やっと駐車場に戻ってきました。
やれやれ、今日の行動時間は丁度10時間、お疲れさまでした!!
礼文島は海抜0mに高山植物が雑草のように咲いていて、なんだか複雑な気分でした。
ところでネギ坊主のような花はどうやらシロウマアサツキという花のようです。
礼文でも見ましたよ。
あと、ヨツバシオガマではなくハクサンチドリではないでしょうか?
あと、ウサギギクではなくアズマギクだと思いますよ。
私もお花の写真の整理をしなければ!
花の名前は訂正しておきます。
最近は記憶力が低下したのか花の名前が出てきません。
北海道の海岸部には普通に高山植物が自生しています。
以前、大樹町の海岸にガンコウランの実を見つけたときはびっくりしました。
2012.10.7に石狩岳に登る前の幌加除雪ステーションでお会いした者です。
それ以降時々こちらのブログを見せさてもらっています。
僕は6/22に夕張岳に登ってきました。
山開きは前日の土曜日かと思ってましたが、日曜だったのですね。
昨年は7/21に登ったのですが、このシロウマアサツキが満開で、それはそれは見事なお花畑でした。
今年はまだ蕾でしたね。強烈なネギの臭いがしていました。
ユウバリソウはほぼ終わりだったのですが、少しだけ花が残っていてよかったです。
ユウパリコザクラは10輪くらいは確認できたのですが、望遠レンズで撮っても小さくしか写らないような距離でした。
ちなみに僕らは行動時間12時間超えでした。。。
今年は雪融けが早くユウバリソウ開花時期を過ぎてしまいましたね。
確か2年前に行ったときは、丁度、満開でした。
その年々によって多少前後するのはやむをえない事ですね。
しかし、シューパロトンネルを過ぎたところには夕張岳の入り口がハッキリ分かるように標識を設置してほしかったですね。
この調子では、大雪などの花も早く咲きそうですね。
また、どこかでお会いすることを楽しみにしております。
良い登山を楽しんでください!