いやはや、なんとも暑いですねえ。猛暑であります。二週間、更新を怠っておりました。7月末からなんとも忙しい!。先週も有馬温泉に行くのはいいですが、それも一泊の研修ということで、お金ばかり高いが、夏の温泉なんで、今イチですねえ。土日も二週間連続でお休みがありません。なんだか、このところ家でゆっくりしていないなあ、っていう毎日。暑さに加えて、どうもかないませんねえ。参った参ったであります。
そんな中、音楽もろくに聴いていない。もともと夏の暑いときは、敬遠気味だったのです。もうそんなこんなで、更新もしないまま、約半月が過ぎてしまいました。だめですねえと思っております。反省反省。でも、この猛暑の中、どうですかねえ。冷房のしっかり効いている中で、ゆったり音楽を聴くのはいいですが、わが家の環境はそんなこととはほど遠い状態ですので、まあなんとも悲しいことです。
ということで、そんな事情ですので、少々軽めに行こうと思います。そんなときには、やはりJSバッハのカンタータであります。過日、ガーディナーのカンタータ全集がネットで出ていたので、これは買わなければなるまいと思い、amazonで注文しました。56枚組で2万円と少しでした。通常ならHMVなんですが、品切れでした。現在はHMVでも買えるみたいですが、少々お値段が高めです。それで、この全集は、「バッハ没後250年企画として、ガーディナーとイングリッシュ・バロック・ソロイスツ&モンテヴェルディ合唱団により実現された壮大な企画「バッハ:カンタータ巡礼」は、ヨーロッパとアメリカの約50都市の教会を訪れ、バッハの教会カンタータ全曲を演奏するというものでした。それ以前にドイツ・グラモフォン(アルヒーフ)は、ガーディナーのカンタータ録音を26曲おこなっており、このツアーと並行してレコーディングを継続、14曲を収録した時点で計画は頓挫、それを引き継ぐかたちで、ガーディナー自身が運営する“モンテヴェルディ・プロダクションズ”のレーベル“ソリ・デオ・グローリア(Soli Deo Gloria = SDG)”から28巻に及ぶシリーズとしてCDをリリースしました。」ということです。
今回はこの全集から、カンタータ第26番『ああいかにはかなき、ああいかに空しき』BWV.26であります。三位一体節後第22日曜日に演奏されたコラール・カンタータです。1724年11月19日にライプツィヒで初演されました。この1724年は、バッハが30曲のコラール・カンタータを作曲した年で、コラールの年と呼ばれています。この曲はは30年戦争後の1652年のミヒャエル・フランクのコラールに基くものです。ソリストは、ジョアンヌ・ルン(S)キャサリン・フーグ(A)ウィリアム・タワーズ(T)ポール・アグニュー(B)ペーター・ハーヴェイ(B)。2000年1月30日の録音です。構成は、1合唱、2アリア(T)、3レチタティーヴォ(A)、4アリア(B)、5レチタティーヴォ(S)、6コラールとなっています。
ガーディナーのカンタータ、いいですね。非常に彫りの深い演奏であり、表情もたいそう豊かであります。特に、リズム感覚はよく、それほど大きな編成ではないのですが、各楽器の充実ぶりも立派であります。このカンタータ、1は、フルートが印象的で、活気のある曲とソプラノが躍動感あふれていいです。そして2。これはバッハらしい曲で、フルートとヴァイオリンの味わい深いメロディにテノールの独唱が軽妙な感覚で加わる。これが実にいい。それぞれのソリストもカンタータを歌うには、理想的な歌唱を聴かせてくれます。4もオーボエからはじまり、少々鷹女とも思えるバスが朗々と歌う。オーボエも軽快であります。そして6のコラール、いつもながらのモンテヴェルディ合唱団でありました。短い曲でありますが、カンタータのよさがあふれています。
今回は、軽く、ということで…。そんなことを言えば、バッハに失礼かもしれません。しかし、暑いですねえ。
(Sdg SDG186 2013年 輸入盤)
そんな中、音楽もろくに聴いていない。もともと夏の暑いときは、敬遠気味だったのです。もうそんなこんなで、更新もしないまま、約半月が過ぎてしまいました。だめですねえと思っております。反省反省。でも、この猛暑の中、どうですかねえ。冷房のしっかり効いている中で、ゆったり音楽を聴くのはいいですが、わが家の環境はそんなこととはほど遠い状態ですので、まあなんとも悲しいことです。
ということで、そんな事情ですので、少々軽めに行こうと思います。そんなときには、やはりJSバッハのカンタータであります。過日、ガーディナーのカンタータ全集がネットで出ていたので、これは買わなければなるまいと思い、amazonで注文しました。56枚組で2万円と少しでした。通常ならHMVなんですが、品切れでした。現在はHMVでも買えるみたいですが、少々お値段が高めです。それで、この全集は、「バッハ没後250年企画として、ガーディナーとイングリッシュ・バロック・ソロイスツ&モンテヴェルディ合唱団により実現された壮大な企画「バッハ:カンタータ巡礼」は、ヨーロッパとアメリカの約50都市の教会を訪れ、バッハの教会カンタータ全曲を演奏するというものでした。それ以前にドイツ・グラモフォン(アルヒーフ)は、ガーディナーのカンタータ録音を26曲おこなっており、このツアーと並行してレコーディングを継続、14曲を収録した時点で計画は頓挫、それを引き継ぐかたちで、ガーディナー自身が運営する“モンテヴェルディ・プロダクションズ”のレーベル“ソリ・デオ・グローリア(Soli Deo Gloria = SDG)”から28巻に及ぶシリーズとしてCDをリリースしました。」ということです。
今回はこの全集から、カンタータ第26番『ああいかにはかなき、ああいかに空しき』BWV.26であります。三位一体節後第22日曜日に演奏されたコラール・カンタータです。1724年11月19日にライプツィヒで初演されました。この1724年は、バッハが30曲のコラール・カンタータを作曲した年で、コラールの年と呼ばれています。この曲はは30年戦争後の1652年のミヒャエル・フランクのコラールに基くものです。ソリストは、ジョアンヌ・ルン(S)キャサリン・フーグ(A)ウィリアム・タワーズ(T)ポール・アグニュー(B)ペーター・ハーヴェイ(B)。2000年1月30日の録音です。構成は、1合唱、2アリア(T)、3レチタティーヴォ(A)、4アリア(B)、5レチタティーヴォ(S)、6コラールとなっています。
ガーディナーのカンタータ、いいですね。非常に彫りの深い演奏であり、表情もたいそう豊かであります。特に、リズム感覚はよく、それほど大きな編成ではないのですが、各楽器の充実ぶりも立派であります。このカンタータ、1は、フルートが印象的で、活気のある曲とソプラノが躍動感あふれていいです。そして2。これはバッハらしい曲で、フルートとヴァイオリンの味わい深いメロディにテノールの独唱が軽妙な感覚で加わる。これが実にいい。それぞれのソリストもカンタータを歌うには、理想的な歌唱を聴かせてくれます。4もオーボエからはじまり、少々鷹女とも思えるバスが朗々と歌う。オーボエも軽快であります。そして6のコラール、いつもながらのモンテヴェルディ合唱団でありました。短い曲でありますが、カンタータのよさがあふれています。
今回は、軽く、ということで…。そんなことを言えば、バッハに失礼かもしれません。しかし、暑いですねえ。
(Sdg SDG186 2013年 輸入盤)
こんな時は、バッハのカンタータはいいですね。私も好きですけれど、まだまだ聴いていない曲も多いです。ガーディナー盤は56枚もあって2万円ですか。買おうかな~。
バッハのカンタータは、汲めども汲めども尽きない井戸のようであります。ガーディーナーの演奏は、いいですねえ。またご教示ください。