先週末、本当に久しぶりに飲み会に行きました。人数も4人で2時間。どこかの規制を遵守。お店も、個室ではありませんでしたが、かなりゆったりとした席の配置でした。2時間はあっという間で、5時からスタートして7時に終了。それで「次、行こうか」という声もなく、おとなく帰宅。9時半にはもう寝ちゃいました。オミクロン株による第6波が来る前にやっちゃえ、という考えもあれば、やはり自粛やな、というケースもありました。なかなか難しいですねえ。
私は、聴く音楽にかなりの偏りがあることは、自他ともに認めるところでありますが、この音楽はもっと聴きたいなと思っているのに、なかなかその良さを認識できないでいる作曲家がいます。それがゲオルグ・フリードリヒ・ヘンデルなんです、実は。このブログでも8度ほど取り上げてはいますし、それなりにCDも所有しています。中古やさんなどでも物色し、いいの見つけたら、買っているのが実情なんですが、なかなかその辛い状況なんですね。たくさん曲があるし、なんだか魅力一杯のようなんですが、なかなかなんですよねえ。同時期のJSバッハやヴィヴァルディなどは全くそんなことは感じないんですがねえ。まあ、ザックといえば、もっと良さを理解したいのに、それができない。まあ、もっと言うなら、その良さがわからない、と言うところでしょうかねえ。
それなら聴かなかったらいいのでは、という意見もあると思います。しかし、聴きたいし、その音楽を楽しみたいんですね。ヘンデルのたくさんあるオペラやオラトリオなどを理解したいのですが、なかなか苦労しておるのでございます。その魅力などについても、いろんなところで書かれているのを見るにつけて、余計自己嫌悪に陥るのでございます。とほほ、であります。困りましたねえ。水上の音楽や合奏協奏曲、メサイアなど超有名な曲もあるんですが…。その合奏協奏曲におきましても、もうかなり以前から聴いてはいます、どうも苦手。うーん、たくさんあるのでそれが好きになれば、嬉しいのですがね。また、オペラなどでも有名なアリアもありますしねえ。
ということで、近い将来このブログでも取り上げるとして、ヘンデルの合奏協奏曲とたまに対比されるJSバッハのブランデンブルク協奏曲ということで、今回はお許し願いたい(笑)。合奏協奏曲とは異なり、もう半世紀ほど前から親しんでいる大好きな曲であります。今回は、ベルリン古楽アカデミーによる演奏であります。1997年10月ベルリンでの録音。この楽団は、2021年にファウストなどを加えて、新しく録音をしておりますので、この演奏は旧録音となります。
このCDは、過日中古やさんで900円で買いました。演奏は、これは本当にいい。まず、古楽にしては、実に中道。刺激的な表現やテンポもなく、落ち着いた演奏に終始。また、それぞれの楽器が非常に美しい響き。透明感に満ちた音色。聴いた途端にその新鮮さに耳を奪われました。そして、この協奏曲、いろんな楽器、通奏低音も加えて、活躍しますが、それぞれの活気にあふれた表情も、この演奏も魅力であります。随分聴き慣れたこの曲を、新しい気持ちで聴かせてくれる演奏ですね。
第3番は、弦楽合奏の曲ですが、この弦の響きが実に躍動感にあふれ、快活。そして弦の演奏はたいそう緻密ですねえ。第5番、フルートとチェンバロ、それに弦のバランスが極めてよく、スケールの大きな演奏がいいです。第1番、ホルンやオーボエが古楽器らしい響き。これはこれでこの曲に相応し印象。第2番、第2楽章のオーボエとリコーダーによる哀愁漂う演奏が心をうつ。第6番、ヴァイオリンなしの弦が重厚であり軽快。第2楽章は低音でのカンタービレ。そして、第4番、リコーダーが実に美しい。第3楽章のフーガも軽快だが堅実であります。
今回は、ブランデンブルクでお茶を濁しましたが、ヘンデル、しっかり聴いていきたい、と思っております。そしてもう12月も中旬になりました。今年もあと少しですねえ。オミ株、心配ですねえ。
(harmonia mundi HMC 91634.35 1998年)
私は、聴く音楽にかなりの偏りがあることは、自他ともに認めるところでありますが、この音楽はもっと聴きたいなと思っているのに、なかなかその良さを認識できないでいる作曲家がいます。それがゲオルグ・フリードリヒ・ヘンデルなんです、実は。このブログでも8度ほど取り上げてはいますし、それなりにCDも所有しています。中古やさんなどでも物色し、いいの見つけたら、買っているのが実情なんですが、なかなかその辛い状況なんですね。たくさん曲があるし、なんだか魅力一杯のようなんですが、なかなかなんですよねえ。同時期のJSバッハやヴィヴァルディなどは全くそんなことは感じないんですがねえ。まあ、ザックといえば、もっと良さを理解したいのに、それができない。まあ、もっと言うなら、その良さがわからない、と言うところでしょうかねえ。
それなら聴かなかったらいいのでは、という意見もあると思います。しかし、聴きたいし、その音楽を楽しみたいんですね。ヘンデルのたくさんあるオペラやオラトリオなどを理解したいのですが、なかなか苦労しておるのでございます。その魅力などについても、いろんなところで書かれているのを見るにつけて、余計自己嫌悪に陥るのでございます。とほほ、であります。困りましたねえ。水上の音楽や合奏協奏曲、メサイアなど超有名な曲もあるんですが…。その合奏協奏曲におきましても、もうかなり以前から聴いてはいます、どうも苦手。うーん、たくさんあるのでそれが好きになれば、嬉しいのですがね。また、オペラなどでも有名なアリアもありますしねえ。
ということで、近い将来このブログでも取り上げるとして、ヘンデルの合奏協奏曲とたまに対比されるJSバッハのブランデンブルク協奏曲ということで、今回はお許し願いたい(笑)。合奏協奏曲とは異なり、もう半世紀ほど前から親しんでいる大好きな曲であります。今回は、ベルリン古楽アカデミーによる演奏であります。1997年10月ベルリンでの録音。この楽団は、2021年にファウストなどを加えて、新しく録音をしておりますので、この演奏は旧録音となります。
このCDは、過日中古やさんで900円で買いました。演奏は、これは本当にいい。まず、古楽にしては、実に中道。刺激的な表現やテンポもなく、落ち着いた演奏に終始。また、それぞれの楽器が非常に美しい響き。透明感に満ちた音色。聴いた途端にその新鮮さに耳を奪われました。そして、この協奏曲、いろんな楽器、通奏低音も加えて、活躍しますが、それぞれの活気にあふれた表情も、この演奏も魅力であります。随分聴き慣れたこの曲を、新しい気持ちで聴かせてくれる演奏ですね。
第3番は、弦楽合奏の曲ですが、この弦の響きが実に躍動感にあふれ、快活。そして弦の演奏はたいそう緻密ですねえ。第5番、フルートとチェンバロ、それに弦のバランスが極めてよく、スケールの大きな演奏がいいです。第1番、ホルンやオーボエが古楽器らしい響き。これはこれでこの曲に相応し印象。第2番、第2楽章のオーボエとリコーダーによる哀愁漂う演奏が心をうつ。第6番、ヴァイオリンなしの弦が重厚であり軽快。第2楽章は低音でのカンタービレ。そして、第4番、リコーダーが実に美しい。第3楽章のフーガも軽快だが堅実であります。
今回は、ブランデンブルクでお茶を濁しましたが、ヘンデル、しっかり聴いていきたい、と思っております。そしてもう12月も中旬になりました。今年もあと少しですねえ。オミ株、心配ですねえ。
(harmonia mundi HMC 91634.35 1998年)
私が好きなのは合奏協奏曲。作品6-6のミュゼットは昭和天皇崩御時に六本木の大型CDショップで流されていたのが印象的でした。生で聴いたのはアルチーナだけですがオペラも魅力的ですね。
大嶺選手にはドラゴンズでがんばっていただきたいです。