こんなCDを買った!聴いた!

最近購入した、または聴いたCDについて語ります。クラシック中心です。

「山の娘」などなど

2008年11月01日 00時49分32秒 | グリーグ
もう一度、涼しくなりました。職場で質のいい野菜や果物が安く買えることがありまして、夏は完熟トマト、そしてなずび、じゃがいも。大根、レタスなどを買って帰り、美味しいおいしいと言って食べていました。そして、お待ちかねの白菜を買うことが出来ました。厚い葉の白菜を買ってかえり、昨晩は鍋!。水炊きなどもいいのですが、今回はキムチ鍋。美味であります。鍋物の季節になりました。いいですねえ。
そして、鍋の季節になりつつある昨今、前回に続いてグリーグであります。なんでグリーグか、と言っても大した理由もなく、まあ気まぐれのようなものですね。別に、私がグリーグに詳しいわけでもありませんが、今回はグリーグの歌曲です。といってもそれに精通していることでもないです。実際、CDにしても、唯一一枚しか持っていません。その一枚が、アンネ・ソフィー・フォン・オッターとベンクト・フォシュベリのピアノによる歌曲集なんです。1992年の録音。
このCDは、いまから約15年ほど前に発売と同時に買いました。なんでグリーグを、と言うことですが、おそらくオッター聴きたさが理由だったと思います。その年の年末に買って、クリスマスからお正月にかけて。毎日のように聴いていました。全部で25曲が収められています。オッターの声質は、MSでありそれほど高くはないですが。この曲にはうまくあっています。冒頭の8曲は「山の娘」。フラグスタートの名盤がありますが、ほとんど知りませんでした。この曲は前回触れた「抒情小曲集」の歌唱付きといった様子ですね。終曲の「イェットレの小川で」が中でも、目を、いや耳をひくものです。オッターの歌唱は、力強さと繊細さを兼ね備えたもので、繊細な巧さにあふれたといったらいいでしょうか。私的には、この次の「6つの歌」が好きです。「山の娘」ではそれほどの変化のなかったのに対して、この6つの曲はそれぞれに個性がいっぱいです。オッターの歌唱はほんとに理知的であります。グリーグの世界があふれていますよ。ここでも終曲の「夢」がいいです。そして、後半以降、より細かい歌声が聞こえてきます。「希望」「春」などの佳曲も聞き逃せませんねえ。
ただ、これらの歌曲、多少飽き安いところがあるかもしれません。それを補うのが、オッターの歌唱でしょうか。
(DG 437 521-2 1993年 輸入盤)

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