過日、新しいパソコンを買ったことを述べましたが。これで自分のは6台目。最初はまだwinndows3.1でした。エプソンのノート。二台目はNECのバリュースターWindows95。これは20万円ほどしました。そして3つの自作をへて、今回東芝のDynaBookのデスクトップ。価格COMで見て、少し前のモデルを安く買いました。先日windows10にアップグレードしました。テレビも見れるし、なんと言っても、安定感がいいですね。自作の方がいろいろわかっていいですが、これはこれでしっかりしたパソコンという印象を持ちました。デスプレイも大きいです。
先日、ふとマーラーの巨人を聴きたくなりました。マーラーは最近長いことご無沙汰でした。そして、巨人も長いこと聴いてませんでしたねえ。それで、誰の演奏がいいか、ふと考えたのですが、あまり聴かない演奏がいいな、と思って、ジェームス・レヴァイン指揮のものということで。ロンドン交響楽団を指揮し、1974年8月の録音になります。
レヴィンのマーラーは、2番と8番以外は1974年から80年までの間に、RCAに録音しています。オケは、ロンドン響、フィラデルフィア管、シカゴ響の3つのオケを振り分けています。これ以外にも、2番はVPOとイスラエル・フィルとの、大地の歌もBPOとの、それぞれライブ録音があります。8番だけは、今に至るまで確認できておりません。レヴァインのこれらの演奏は、2010年にSONYからの例の激安BOXに10枚組で24bitリマスター盤として発売され、安さに惹かれて、ついつい買ってしまいました。なぜRCAで全集にならなかったのでしょうかね。ちょうどマーラーのブームが起こる直前に録音は終わっています。これはこれで残念ですねえ。
レヴァインは、1943年生まれですので、ちょうどマーラーを録音していた時期は30歳代でありました。若いですねえ。当時アメリカの気鋭の指揮者として活躍していたころですね。当時の記憶はあまりないのですが、1980年代にはもう華々し活躍振りであました。このマーラーの巨人も、そういったレヴァインの若く元気一杯で、正に恐いものなしの頃の演奏であります。演奏も、本当にオケをガンガンならして、ギヤを上げて突っ走る、といったものであります。爽快であり、迫力や激情的な演奏なのであります。この曲の本質から言えば、穏やかな自然のよさを満喫できる演奏ではないように思えるので、うーんどうなんでしょうか。そうは言っても、ゆったりとしたテンポでふくよかな演奏ではないのですし、まあこんなこの曲の一面があるんだってとこでしょうか。でもそんなイメージは、私が勝手にもっているのかもしれませんが。
第一楽章、出だしはそれほどか変わらないが、次第にテンポが速くなっていく。弦楽器などはなかなか澄んだいい音を出しいますよ。また各楽器のバランスが極めてよく、構成も実にしっかりしています。レヴァインの統率力も優れているのでしょう。大胆で明快なところは実に好感が持てます。第2楽章、粗野な印象で始まるが、それが返って固いようでもある。しかし、演奏が進むにつれて、レヴァインのペースに巻きこまれていく。エネルギッシュな展開の中で、曲の美しさを感じたりしますね。第三楽章スケルツォ。この楽章の悲愴な印象は、それほど感じさせない。それゆえ中間部の天国的な情景がそれほど強調されないが、それでも、ここは幸せな様子が聴かれる。加えて、それぞれの楽器の演奏は実に雄弁であり、それが色彩感をも感じさせている。そして、第四楽章、終楽章に相応しい一層のエネルギッシュであり壮絶な演奏。そして、ロンドン響のオケが実によく鳴っています。レヴァインの指揮が好きでなくても、曲の中に引き込まれていくのでありました。
明日から、年末恒例の震災の復興支援のボランティアに行って来ます。今年で4回目。今年は準備がそれほど出来ていないところもあるので、不安な気持ちであります。今年は暖かそうですね。
(SONY 88697686092 2010年 輸入盤)
先日、ふとマーラーの巨人を聴きたくなりました。マーラーは最近長いことご無沙汰でした。そして、巨人も長いこと聴いてませんでしたねえ。それで、誰の演奏がいいか、ふと考えたのですが、あまり聴かない演奏がいいな、と思って、ジェームス・レヴァイン指揮のものということで。ロンドン交響楽団を指揮し、1974年8月の録音になります。
レヴィンのマーラーは、2番と8番以外は1974年から80年までの間に、RCAに録音しています。オケは、ロンドン響、フィラデルフィア管、シカゴ響の3つのオケを振り分けています。これ以外にも、2番はVPOとイスラエル・フィルとの、大地の歌もBPOとの、それぞれライブ録音があります。8番だけは、今に至るまで確認できておりません。レヴァインのこれらの演奏は、2010年にSONYからの例の激安BOXに10枚組で24bitリマスター盤として発売され、安さに惹かれて、ついつい買ってしまいました。なぜRCAで全集にならなかったのでしょうかね。ちょうどマーラーのブームが起こる直前に録音は終わっています。これはこれで残念ですねえ。
レヴァインは、1943年生まれですので、ちょうどマーラーを録音していた時期は30歳代でありました。若いですねえ。当時アメリカの気鋭の指揮者として活躍していたころですね。当時の記憶はあまりないのですが、1980年代にはもう華々し活躍振りであました。このマーラーの巨人も、そういったレヴァインの若く元気一杯で、正に恐いものなしの頃の演奏であります。演奏も、本当にオケをガンガンならして、ギヤを上げて突っ走る、といったものであります。爽快であり、迫力や激情的な演奏なのであります。この曲の本質から言えば、穏やかな自然のよさを満喫できる演奏ではないように思えるので、うーんどうなんでしょうか。そうは言っても、ゆったりとしたテンポでふくよかな演奏ではないのですし、まあこんなこの曲の一面があるんだってとこでしょうか。でもそんなイメージは、私が勝手にもっているのかもしれませんが。
第一楽章、出だしはそれほどか変わらないが、次第にテンポが速くなっていく。弦楽器などはなかなか澄んだいい音を出しいますよ。また各楽器のバランスが極めてよく、構成も実にしっかりしています。レヴァインの統率力も優れているのでしょう。大胆で明快なところは実に好感が持てます。第2楽章、粗野な印象で始まるが、それが返って固いようでもある。しかし、演奏が進むにつれて、レヴァインのペースに巻きこまれていく。エネルギッシュな展開の中で、曲の美しさを感じたりしますね。第三楽章スケルツォ。この楽章の悲愴な印象は、それほど感じさせない。それゆえ中間部の天国的な情景がそれほど強調されないが、それでも、ここは幸せな様子が聴かれる。加えて、それぞれの楽器の演奏は実に雄弁であり、それが色彩感をも感じさせている。そして、第四楽章、終楽章に相応しい一層のエネルギッシュであり壮絶な演奏。そして、ロンドン響のオケが実によく鳴っています。レヴァインの指揮が好きでなくても、曲の中に引き込まれていくのでありました。
明日から、年末恒例の震災の復興支援のボランティアに行って来ます。今年で4回目。今年は準備がそれほど出来ていないところもあるので、不安な気持ちであります。今年は暖かそうですね。
(SONY 88697686092 2010年 輸入盤)
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