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マーラーの『復活』と、もうひとつの復活

2023年10月22日 23時45分00秒 | マーラー
過日、西宮芸文での『ジュリオ・チェーザレ』について述べましたが、最近コンサートなどに行くことが多いのです。まあ、行けるうちに行っておこう、ということで、今年中にあと2件。来年三月までには、もう4件ほど計画しております。まあ、西宮が多く、あとはびわ湖や新国立などですが、そう言うと、あれか、と思いつくかもしれませんね。まあ、けっこう安い値段で行けるものが多いのですが、楽しみであります。

そして、『ジュリオ・チェーザレ』を見た翌々日、同じ西宮芸文でグリーン交響楽団第35回記念定期演奏会に行ってきました。曲目は、マーラー交響曲第2番ハ短調『復活』とワーグナーの歌劇『ローエングリン』第三幕への前奏曲と「エルザの大聖堂への行進」。井村誠貴さんの指揮と並河寿美さんと福原須美枝さんの独唱でありました。

これを行こうとしたのは、マーラーの声楽入りの交響曲は、それほど聴く機会もないだろう(おそらく)と思ったことによります。できれば8番が一番見たいのですが、なかなか機会がないですねえ。まあ当日は休みだったこと、入場料が1500円だったこと、そして、1階のど真ん中のいい席が残っていた(私は、この芸文のホールでは、1階でオーケストラの演奏を聴いたことがこれまでかつてない)ことので、行くことにしました。

グリーン交響楽団というのは、もと三和銀行の職員団体のみどり会の人たちが結成したオケで、まあアマチュアのオケです。とはいえ、芸文の大ホールは、ほぼ満員の盛況ぶりでありました。それと観客の方々は年齢的も若い人も、いつものコンサートに比べると若かったと思います。『ジュリオ・チェーザレ』などでは、ほんとに高齢者の集まりのようでしたので、少しほっとしました(笑)。

やはり、マーラーの交響曲は、実際に聴いてみると、けっこう楽しめるんですね。第1楽章の後豪快なオケの演奏。第2・3楽章は曲の楽しみ。第4楽章では美しいアルトの独唱。そして終楽章では合唱による爆発、とまあ80分の変化に富んだ曲と演奏を満喫であります。ですので、今回の演奏も、しっかり楽しむことができました。まあ、オケはアマのオケですが、実に頑張っておられましたね。井村さんのダイナミックな指揮のもと、懸命の演奏でありました。アルトの福原さんの原光は、よかったですねえ。アルトの歌声がホールに美しく響いていました。そして、終楽章の合唱は盛り上がりましたねえ。オケと合唱が大音量の盛り上がりで、とても心地よい高揚感に浸ることができました。ただ、並河さんと福原さんの歌声が合唱と一緒になって少し聴きにくかったですねえ。お二人は合唱団の前におられました。できれば、指揮者の近くの前で歌って欲しかったと思いました。

ということで、今回はもう一つ別の話題です。というのも、自室で聴いている私のオーディオ機器でCDプレーヤー(例のフロントローディングのやつ)ですが、またまた壊れました。これで4回目。2016年に購入して、ほぼ2年ごとにほぼ同じ症状になったことになります、今回もCDを入れたけれど、出てこなくなったのでした。ウンともスンとも言われない。出てこなくなったのは、ヘンデルのベルシャザールの一枚目でした。それが8日。9日は休日だったので、10日の火曜日まで待ってサービスセンターにいそいそと電話しました。前回までは、非常に好意的で、保証期間は過ぎてますが、無料で修理します、と言ってくれました。今回はどうだろうと思ってましたが、無料修理は終わりにしたい、と言われました。こちらもそろそろそんなことになるかなあ、と思っていました。それでも、引き下がらず、もう一回だけなんとかなりませんか、強くお願いしました。すると、これが最後です、と言ってもらえました。なんだか、よくわからない会話なんですが、まあそんなことかなあ、と思い、素直に納得しました。それで、帰宅後コンビニからいつものように、着払いで送りました。そして、12日の午後には修理完了の連絡があり、翌13日の午前には家に届き、めでたく復活しました。とはいえ、次回修理はできないとなれば、そうなったときの対策を考えなければならないな、と思った次第です。

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