季節に応じた音楽があるかどうかはさておき、夏には絶対に聴きたくないが、秋口になるとなぜか聴きたくなる作曲家が、ブラームスでなんですよ。で、ブラームスの音楽と言えば、その数からしてたくさん残っているのが、室内楽です。まあ、こんなにいろんなジャンルの室内楽を残したな、って思うくらいの量です。かなり前に、やはり室内楽を聴かなければ、本当の音楽好きとは言えない?と自らのたまい、このての曲を聴き漁ったときがありました。ブラームスもLPで多く買いました。その中で、クラリネットの五重奏や三重奏、ソナタは、今だに苦手で、あの哀愁おびた世界にはなかなかお近づきになれません。晩年のは少ししんどいのが多いですが、若いころの作品には、いわゆる明朗活発なものがありますね。今回取り上げたピアノ三重奏は、特に1番が「明朗活発」なブラームスが聴ける作品として、オススメであります。
この曲で、好きな演奏は、ピリス(P)とデュメイ(Vn)とワン(Vc)の演奏です。何がいいかというと、なんと言ってもジャン・ワンのチェロであります。ブラームスの室内楽には、チェロが重要な役割を果たす、というか、なかなか渋い役割を与えられているなと思っています。この曲でのワンのチェロは、これほど澄んで、伸びやかで、きれいな音色であることは、奇蹟いってもいいと密に声を大にして言っているのです。特に、第一楽章のピアノによう主題の提示に続いて、チェロにそれが受け継がれて、再度主題が演奏されますが、この美しさにほとほと魅せられました。この曲で活躍する彼のチェロを聴くだけでも、この演奏は聴く価値があります。
しかし、この曲にしても、けっこう聴くぞ!って気持ちが必要な感じがしますね。
また、このCDはHMVのネットにも載っていないようです。手に入りにくいのでしょうか。
この曲で、好きな演奏は、ピリス(P)とデュメイ(Vn)とワン(Vc)の演奏です。何がいいかというと、なんと言ってもジャン・ワンのチェロであります。ブラームスの室内楽には、チェロが重要な役割を果たす、というか、なかなか渋い役割を与えられているなと思っています。この曲でのワンのチェロは、これほど澄んで、伸びやかで、きれいな音色であることは、奇蹟いってもいいと密に声を大にして言っているのです。特に、第一楽章のピアノによう主題の提示に続いて、チェロにそれが受け継がれて、再度主題が演奏されますが、この美しさにほとほと魅せられました。この曲で活躍する彼のチェロを聴くだけでも、この演奏は聴く価値があります。
しかし、この曲にしても、けっこう聴くぞ!って気持ちが必要な感じがしますね。
また、このCDはHMVのネットにも載っていないようです。手に入りにくいのでしょうか。
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