お盆の帰省から神戸に帰ってまもなく、自室のCDプレーヤーが壊れました。DENONのDCD50です。この機器は、購入時から読取りエラーやCDが取出せないなどが頻繁に起こり、一度修理してもらいました。それ以降も読み取りエラー、音飛び、CDは取出せないなどが頻発する中、だましだまし使っていました。しかし、先日CDを挿入したのですが、読取りエラーになり、取出そうとしても、うんともすんとも言わなくなってしまったのです。これはもうだめだ、ということで、観念しました。修理に出そうと思うのですが、メーカーは18日までお盆休み。とにかく週明けになりそうです。家電店も持って行ってもいいのですが、メーカーに直接送った方が早く修理できるので、そっちにしようかとも思っています。この機器、購入が2016年5月なので、3年使っています。CDを挿入してもエラーが出て、ひどいときには数回入れ替えてやっと、ということはほぼ日常化していた始末。実に困ったものです。あたった機器がはずれだったんですかねえ。ただ、ネットのレビューを見ると、同様の症状の指摘がけっこう見ることができるので……。
それで、CDが聴けないなら、数年前に頂戴したDATを聴けばいいや、と思ったのです。以前に述べましたが、DATデッキは4台も頂きました。居間の1台は問題なく動いていますが、自室の一台はテープが入ったまま、取れなくなりました。それで、もう一台を持って来て、聴いていました、それで聴けばいいやと思っていたら、今回再生してみると、びびったような音に頻繁になり、とても聴けたものではないな、と言う状態でした。残りのもう一台は岡山に置いてありまして、これはたまにおかしい状態になるときがありますが、なんとか、であります。まあDATの機器は発売からかなりの年数が経過しているので、こんな状態になっても仕方ないと思うのですが、すべてダメになると膨大なテープが聴けなくなるのです。出来れば修理したいな、と思うのですが、メーカーではだめだと思うので、修理をしてくれる業者を捜して、となりますかね。ネットで調べると、いくつか見えるのですが、なかなかいざ依頼となると…、であります。
それで、今現在は、DCD50と一緒に買ったアンプのPMA-50のUSB-DOCにPCを接続しているので、PCのBDドライブでCDを再生して聴いているということです。まあ、音は大したことないのですが、我慢して聴けなくはないな、ということです。日常使っている音響機器が壊れるとほんとに困ります。普通何年ほど使えるものなんでしょうね。居間の機器も壊れてしまうと、途方に暮れますね。ちなみに購入して、もう7年になります…。
お盆の帰省中に、セミヨン・ビシュコフの演奏を聴きました。この人の演奏を聴くのは始めてでした。1952年レニングラード生まれで1990年前後に最も華々しい活躍をした指揮者ですかね。1989年からパリ管、1997年からはケルン放響の首席指揮者となりました。それから以降はあまり声を聴かなくなりました。CDも2000年くらいから以降は、それほど出ていませんね。以前に先輩から頂いたDATの中に、1998年10月のケルン放響との来日公演の録音が3本ありました。10月5日サントリーホールでは、ウェーバー歌劇『オベロン』序曲。メンデルズゾーンヴァイオリン協奏曲(Vn樫本大進)。ブラームス交響曲第4番。10月6日東京芸術劇場では、Rシュトラウス交響詩『英雄の生涯』、ベートーヴェン交響曲第3番『英雄』、10月11日サントリーホールでは、マーラー交響曲第5番、ワーグナー歌劇『ローエングリン』第三幕への前奏曲など。『英雄の生涯』と『英雄』をまず聴いたのですが、ドイツのオケを駆使して、ビシュコフの声高にオケの美音を引き出し、歌い上げるような演奏が、けっこういいな、と思いました。その他の演奏もなかなかいいのです。それで、現在入手可能なCDとしては、1990年前後のCDが21枚組で発売されているの筆頭に、ケルン放響を振ったブラームスの交響曲全集や『ローエングリン』、そして、近年の録音でチャイコフスキーの交響曲全集もありました。これらを機会を見つけて、聴いてみたいなと思った次第です。
ということで、今回はお盆やすみということもあって、私の個人的な音響機器についてのことを述べました。早く修理しようと思います。
追記。この機種、価格コムなどで見ると25000円くらいまで値下がりしています。修理に20000円くらいかかるなら、新しいのを買った方がいいという気もします。このアンプはこ機種とペアの方がいいみたいなのでね。
追記2。と思いましたが、中にCDが1枚入ったままなんですね。新しいの買うとそれが取れない!(笑)。ちなみに、そのCDは、『パルジファル』の1枚目。演奏は、いま話題のドミンゴとジェシー・ノーマン、指揮がレヴァインのであります。
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私のところには、3台の、CDプレーヤーが、あります。15年以上使っている、SACDプレーヤー。10年以上使っている、英国製プレーヤー。そして、今年、購入した、DENON製、DCD-755REです。全て、トレイ・タイプですが、どうも、スロットイン・タイプは、苦手です。CDに傷が付きそうで、心配なのです。まあ、他でも色々、使われているのですから、問題はないのでしょうが。一番古いプレーヤーが、2年ほど前に、故障しました。トレイを「閉」にする際、「閉ボタン」で、動かなくなったのです。トレイを直接、押してやると、閉じるのです。原因は、「開」の時、正規の位置より、出過ぎたためなのです。ストッパーに使われている、ゴムの劣化でした。メーカーに送り、オーバーホールも、一緒に行いました。以後、順調に作動しています。余談ですが、よく、レンズクリーナーとして、刷毛の付いたディスクが市販されていますが、メーカーでは、絶対、使わないでくれと、言っていました。レンズに傷が付くそうです。
ところで、ビシュコフですが、デビューしたての頃に、録音した、「くるみ割り人形」全曲盤を、持っています。この曲は、私が、クラシック音楽を聴く、きっかけになった曲なので、かなりの種類、持っているのですが、ビシュコフ盤は、ベルリン・フィルとの、全曲盤という、珍しいものだったので、すぐに、飛びつきました。やや、腰の重い演奏ですが、好きな盤の一つです。「幻想」も、持っていますが、他に、あまり、目立った録音はないようですね。
8月は、レコードを、聴いていました。というより、クリーニングにより、ノイズの出方が、どう変わるか?を、試しています。よく、クリーニングによって、盤が、ピカピカになって、ノイズ激減!などと、報告されていますが。大体、POPS系の方ですね。経験では、表面上の汚れと、再生ノイズは、無関係です。盤がピカピカでも、ノイズ盛大というのは、クラシックのLPでは、よくあります。ノイズの問題は、CDにはありませんので、LPを聴く、もう一つの、楽しみ?です。それにしても、まだまだ、暑さは、続きますね!