
6月24日 火曜日
■裏庭に二本の大きな杏の木があります。
子どものころから杏がだいすきでした。
子ども心に杏の里へお嫁にいきたいなんて考えていました。
薄い紅色の杏の花が好きでした。
■駄菓子屋で売っていた乾燥した甘酸っぱい杏。
今でも、あの杏の味が舌先に蘇ってきます。
幼児体験だったのでしょう。
■その夢はかないませんでした。
そこで杏の木を植えたというわけです。
■今年は豊作です。
つゆの晴れ間に裏庭の杏の実を落としました。
あまり高くなってしまったので、はしごにのって届く下の枝だけで諦めました。
上の枝にはまだ沢山のオレンジ色の実がなっています。
■早速ジャムをつくりました。
甘酸っぱい匂いがキッチンいっぱいにひろがりました。
ジャムを作りながら孫のことを思いました。「mimaのジャムは世界一」と喜んでくれます。
楽しいひと時でした。
■童話作家のターシャ・テューダーの言葉を思い出しました。
「贈り物をするのも楽しいが、その人を思いながら作る楽しさ、二度楽しめる」というようなことを言っていた。まさにそのとおりです。
そのターシャーさんが92歳で亡くなったというニュースを最近の新聞で知りました。
残念です。
ターシャーさんの風貌にわたしの母が似ていました。
ターシャーさんの生き方がわたしのあこがれです。
■昔、杏の里にお嫁にいきたいと憧れていた少女も、いつしか孫に杏ジャムを届けることを楽しむようになりました。でも、まだまだ精神年齢は若いつもりです。



杏の花 3月撮影
