みみサポみやぎ つぶやきブログ

宮城県聴覚障害者情報センター(愛称:みみサポみやぎ)のスタッフが毎日交代であれこれとつぶやくブログです。

読書の秋

2016年10月29日 15時07分36秒 | 日記
朝と夜がすっかり寒くなりましたね。
それに、日が落ちるのも早く、1年のうちに夜の
時間が長くなって、秋の夜長となりました。

秋と言えば、食欲の秋、スポーツの秋、
芸術の秋なんかありますが、
僕には読書の秋というのがぴったりです。
(外部からは「食欲の秋じゃないの?」「意外!」って、
声がありました。(笑)ほっといてください。(笑))

ここで、読書の秋にちなんで、
最近、読んだ本を二つ紹介したいと。


淋しいのはアンタだけじゃない 1(ビッグコミックス)
発行 小学館
著者 吉本浩二 

これは今年の「ビックコミックスペリオール」と
いう雑誌で連載されたものをコミックス(単行本)と
してまとめたものです。

聴覚障害をていねいにわかりやすく取材した
ドキュメンタリー漫画。

特に、感音性難聴についての正しい理解。
聴覚障害者と健聴者との違いについてなど
これを漫画ならではの描き方で様々な聴覚障害を
わかりやすく説明したものになっています。


デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士 (文春文庫)
発行 文藝春秋
著者 丸山正樹

昨年、話題になった社会派ミステリー小説。
「デフ・ヴォイス」は、「ろう者の声」、
つまり「手話による声」
この小説のキーワードは
「手話通訳士」、「日本手話」、「コーダ」と
見つけることが出来ます。
その背景を理解しながら、ろう者と社会を
繋ぐものを感じ取れた様な気がしました。


どちらの本も、健聴者には聴覚障害のことを
少しでも理解できる一助となること。
そして、当事者である聴覚障害者にも
改めて聴覚障害とは何かを気づかせる本だと
思いますので、ぜひ、手にとって読んでみては
いかがでしょうか。

「読書の秋」を楽しんだ後は、
結局「食欲の秋」となった松本でした。
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