民宿本間のブログ

世界自然遺産知床羅臼から情報発信 

予定が変更

2013-05-21 23:01:50 | Weblog







霧がかかっても出遭いはあります
本日は2便ともに出航しました。
午前便は最後の最後まで霧がスッキリととれず、濃くなったり薄くなったり
鯨類は全く見つけられず時間が過ぎました…霧が濃いので鳥もさびしい感じです。
ウトウ、フルマカモメ、ハシボソミズナギドリ、アジサシ、アカエリヒレアシシギ
アビ類などの海鳥を確認することが出来ました。

そして、入港間際…クジラの見える丘公園前でなんとかイシイルカを見つけることができ帰ってきました(汗)

午後便も霧は晴れたと思ったら、また濃くなりを繰り返していましたが
なんとか後半徐々に霧がとれていきました。

午前便とは全く違った午後便、出航してすぐにイシイルカに出遭うことができ
船について泳いでくれました。



本日は1日とっても凪のいい1日で、天気予報は雨でしたが…霧がかかっているだけで
空は青空のようでした(汗)
横からついてきたイシイルカたち!船よりも何倍も速く泳げるイシイルカは時速約50キロで泳ぐことも。



国後島も知床連山も少しずつ姿を出しました。
霧がとれていけば、ミズナギドリの群れも目立ってきます。



午後便はミンククジラもゆっくり観察することができました。
霧は最後まですっきり取れませんでしたが、濃霧のキワ…なんとか見えるところにいましたよ~^^



シャチを発見しました。船長に『シャチいた!』と報告した途端に意地悪な霧がシャチたちを隠していく~(泣)一気に濃い霧が押し寄せてきました。
船長に『見失うなよ~』とプレッシャーをかけられながら、なんとかシャチを近くで見ることができましたね^^

お客様の間にシャチの黒いヒレが。



あまり船について泳いでくれませんでしたが、近くでしっかりシャチを観察できました。



9頭はいたと思われるシャチファミリー!!海外からのお客様も大喜び。
最後には、知床連山もとても綺麗に見えました。
シャチが見られて、写真家・今井尚二さんもニコニコであります^^



生き物は常に目で探しています、霧がかかる日は視野が狭くなるので不利になることもありますが
野生の生き物を相手にしているので、出遭うためには運もからみます。
本日もいろんな出遭いがありましたね。明日も凪のいい状態で出航できますように。