ソースはノア公式。
8月25日(月)ディファ有明会見スペースにて丸藤正道選手の会見が行われました。
<丸藤>「昨日、森嶋猛を相手に防衛できたんですけど、
色んな思いもある中で、前哨戦も全部負け、
どう攻略して良いのかという中であの巨体に対しての
戦い方、勝ち方がうまく見つかった良い試合だったと思うので、
今後デカい選手とやっていくなかで
良い動きができたんじゃないかなと。最終的には。
一発一発はきついですけれど。
攻略法というかデカい人間に対しての
試合の仕方という新しい自分の試合の仕方。
今までは丸め込みとかそういうのでやってきたので、
新しいヘビー級対策という良い結果が
だせたんじゃないかなと、思っています。
後は超危暴軍の森嶋がやられたからには、
谷口が出てくるだろうとは思っていましたし、
自分的にも相手を沢山の中から選んでいるとか
そんな場合でもないので、リングにあがってきた、
あいつをそのまま挑戦を受けてやろうと、
ただ単純にそういう気持ちです」
―2回続けて超危暴軍が相手だが?
<丸藤>「このベルトを獲った時にも言ったように
うちのヘビー級の選手は、そんなに多くないので、
その中でも超危暴軍という軍団には森嶋、谷口がいるので、
たくさんの中から選ぶような状況でもないですし、
必然と言えば必然じゃないですかね」
―超危暴軍も後が無い状況だが?
<丸藤>「一回二回負けた位で
引き下がるような奴らではないと思うし、
森嶋猛に関しても昨日俺が勝ったからって、
それで一歩下がるような男でもないと思うので、
俺は別に何度でも彼とやっても良いと思っているし、
俺もギリギリの中で勝ったので、
もっと心折れるくらいまで叩きのめして
勝ってやりたいという気持ちもあるし」
―タイトルマッチが二回続けて大荒れになるのは必至だが?
<丸藤>「そうですね。
でもそろそろ超危暴軍と言う軍団の戦い方に
お客さんも俺たちもちょっと
飽きてきてるんじゃないかなという部分があるので、
彼らにとっても軍団としての存続という意味では
もっと他に色んなことを考えてこないと。
何かベルトよりも大切なものを
彼らは失うんじゃないかと思うんだけど。
しゃべらないマイバッハですけれども、
マスクの中には脳みそ入っていると思うので、
しっかりとそこをフル回転させて来て欲しいなとは思います」
―今のマイバッハ谷口の印象は?
<丸藤>「やってて試合はきついですよ。
もちろんその馬力と言う点でも
下手したら森嶋猛よりあるかもしれないですし、
普段出さないような隠れた実力も持っている人間なので、
まだ彼のレスラー人生のなかでのピークではないと思うので、
逆に言えば、俺はピークを過ぎた人間なので、
そこを彼が持ってきたら怖い部分はある。
昨日はその今まで最高のマイバッハを引き出して、
と言う気持ちでコメント出したんですけれども、
彼が何も考えていないのなら
引き出す必要も無いのかなと考えも変わってきてます」
―変わっていないと感じたら速攻?
<丸藤>「容赦なく。速攻でしょう」
―試合開始どれくらいで感じるもの?
<丸藤>「どうだろう、それまでにも試合もあるし、
今回の森嶋猛の時みたいに
前哨戦で全部とられるような失態を
自分のなかでは繰り返さないように
改めて超危暴軍とう軍団の戦い方も分かったので、
俺には同じことは通用しないぞと、
そんな中でお前はどうするんだ、と。
しゃべれないのなら、行動で示してみろ」
―昨日は関本選手もそろそろ挑戦が
みえているのではという雰囲気でしたが?
<丸藤>「彼はもちろん
素晴らしい実力を持っていると思っているし、
いつでもやりたいと思っているけれど、
昨日の状況を考えてればマイバッハを倒すのが先決だろうし、
そもそも関本選手とマイバッハのシングル、
何回やっても何度も反則で終わり、
俺と関本選手が谷口をほっておいて
タイトルマッチをやったとしても、
多分邪魔をしてくるような気がしているんだよね。
先にマイバッハを倒しておいた方が良いと思うし、
マイバッハと関本で例えば挑戦者決定戦みたいなことをやって、
それがぐちゃぐちゃで終わっちゃっても、どうしようもないし、
それなら俺がマイバッハを倒すことが
一番タイトルマッチにつながっていくんじゃないかと思うので」
―新潟大会は大花火との共同開催で電流爆破マッチが行われますが?
<丸藤>「それに関しては俺ももちろん。
なかなか難しいと思いますけれどね、
電流爆破にインパクトで勝つというのは。
ある意味しっかりとしたプロレスを見せて、
俺がしめくくるという気持ちでいるので。
だからマイバッハの戦い方だけで、
タイトルマッチを成り立たせようとあいつがしていたら、
多分電流爆破のインパクトには勝てないんじゃないですかね。
“さすまたか電流爆破か”って言ったら電流爆破でしょ。
世間的には。さすまたに有刺鉄線巻いて、
爆破装置つけてきたらそりゃ怖いけどさ。
そこまでの技術ももっていないでしょうし」
―マイバッハが過去にやったような路線にいっちゃうと?
<丸藤>「そっちに俺をひきずりこむつもりならば
それは俺が考える事では無くて、
あいつがかんがえることだから。
やりたいならやれば良いけれど、
そこでもしつまらないことやったら、
あいつが笑われるだけだし、
俺は俺のしっかりしたプロレスで戦うつもりでいるので」
―アマレスの実力をもう一度見てみたい?
<丸藤>「別人でしょ?」
―どのような手段にくるのかしっかり考えないと
ベルトを獲れないだけじゃなく赤っ恥をかくと?
<丸藤>「そうそう。
マイバッハになって何が変わったのかというと
さすまたを持っているか持っていないのか位の
変貌しか遂げていないから」
―前哨戦などでも色々考えてしかけてきた方が?
<丸藤>「彼が何も考えてこないのであれば、
俺だけ目立って、俺だけのタイトルマッチみたいな感じで終わらせる。
マイク向けてもしゃべらなかったし、
本当に行動で示すしかないでしょ」
後楽園ホールでの森嶋戦では
打撃技である虎王の3連発で
GHCヘビー級王座を防衛した丸藤。
いい試合だったと思いますし
本人も語るように丸め込み以外の技で
森嶋を倒したことは十分に評価すべき点。
特筆すべきは2007年の
GHCヘビー次期挑戦者決定リーグ決勝戦と同様
森嶋の巨体をポールシフトで投げきったということ。
森嶋のスケールの大きな技を
受けきったという部分も含め
「強い丸藤」を十分に
印象づけられたのではないでしょうか?
ただ、プロレスファン的な観点からすれば
昨今のプロレス界でよく見られる
打撃技の連発で試合を終わらせるというのは
ちょっと丸藤らしくないというか。
あそこからタイガーフロウジョンなり
変形のエメラルドフロウジョンなり
見せてもらえれば最高だったんですが・・・
まぁ相手が森嶋でしたしね。
話は変わってマイバッハについて。
正直、しょっぱいという印象しかありませんでしたが
後楽園ホールでのマイバッハプレスは
意外とフォームもキレイで驚きました。
十分に必殺技として機能していると思います。
問題は、丸藤も触れているように
同日同会場で行われる予定の
大仁田の電流爆破のインパクトを超えられるか。
事実上、丸藤の対戦相手は
大仁田と言っても過言ではないでしょう。
もちろん、マイバッハに至っては
丸藤以上に大仁田と比較されるでしょうから
真価が問われるところです。
ほこワングランプリ2014開幕間近も
参加オリジナルレスラーはまだまだ募集中!
詳しくはコチラ
↑バナーをクリックでランクアップ!
ご協力よろしくお願いします。