東京では先週末に桜が満開となりました。
こちらは渋谷区道玄坂上交番前交差点のところにある一本桜。
この桜の木のところに、「道玄坂道供養碑」があります。
石碑には「道玄坂」といわれるようになった由来が書かれています。
「渋谷氏が北条氏綱に亡ぼされたとき (1525 年 ) その一族の大和田太郎道玄がこの坂の傍に道玄庵を造り住んだ。
それでこの坂を道玄坂というといわれている。
江戸時代ここを通る青山街道は神奈川県の人と物を江戸へ運ぶ大切な道だった。
やがて明治になり品川鉄道(山手線)ができると渋谷付近もひらけだした。
近くに住んだ芥川竜之介・柳田国男がここを通って通学したが, 坂下に新詩社ができたり林芙美子が夜店を出した思い出もある。
これからも道玄坂は今までと同じくむしろ若者の町として希望と夢を宿して永く栄えてゆくことだろう。」
JR 渋谷駅からマークシティーを経由して、徒歩5分で来れる渋谷の小さな名所です。
一方、こちらはJR渋谷駅西口駅前の歩道橋を渡ったところにある「さくら通り」の桜並木です。
まさに桜のトンネル状態です。
こちらでは地元の商店街が主催で4月14日まで「さくらまつり」が開催されています。