昨晩は所用で銀座へ行きました。
こちらは銀座4丁目交差点にある「銀座和光ビル」です。
重厚な装飾を施したルネサンス様式のファサードは銀座で時計店を営む服部時計店(現、セイコー)が、渡辺仁氏に設計を依頼し、昭和7(1932)年に竣工した鉄骨鉄筋コンクリート7階建・地下2階の歴史ある建物です。
屋上の時計台は現建物以前から存在し、都合百年以上にわたって銀座の時を告げてきたそうです。
待ち合わせの時間より早く着きすぎてしまったので、どこで時間潰しをしようかと考えて向かった先は道路の対面にある「銀座三越」です。
「銀座三越」の旧館9Fには屋上テラスガーデン(銀座テラス)があります。
屋上は芝生庭園となっています。
芝生の周りには遊歩道がありベンチも設けられていて休憩ができるようになっています。
そのテラスガーデンの奥のスペースにはこんな神社が!
手前のお地蔵鵜様は銀座出世地蔵尊です。
銀座出世地蔵尊は、明治のはじめ三十間堀から掘出されたといわれる地蔵尊で、昭和43年銀座三越新築に際して当所へ移設され、銀座八丁神社めぐりの一社です。
銀座出世地蔵尊は中央区民有形民俗文化財に登録されています。
その横にある三囲神社は弘法大師の建立と伝えられ、三井家(三越の前身)の守護神とされています。
宇迦之御魂命を祀り、その御神体は向島言問橋近くの御本社(向島三囲神社)に安置されています。