最初に向かったのは大井川鐵道の家山駅です。
大井川鐵道は昭和51年、全国に先駆けて蒸気機関車(SL)を復活運転させ、今なお現役で年間300日以上SLを運行している鉄道会社です。
家山駅は懐かしい木造駅舎で映画・ドラマ・テレビ番組・CMの撮影がよく行なわれる人気のロケ地となっています。
渥美清主演の映画『男はつらいよ 噂の寅次郎』(シリーズ第22作目)、高倉健主演の映画『鉄道員』(ぽっぽや)、映画『ゼロの焦点』など有名な作品も、家山駅で撮影されました。
成る程〜! 子供の頃の田舎の駅と同じです!!
線路も良い感じです!
まずは機関車トーマスが入って来ました! これは子供が喜びますね〜!
暫くして、SLが来ました! レトロな汽笛がホームに響き渡ります!
大鉄では全部で4両の蒸気機関車が現役で運行していて、どれも製造は昭和初期で、様々な歴史を持っています。
ナンバープレートを始め、汽笛の音もそれぞれ違うそうです。
こちらは大鉄で一番古い昭和5年製。C10形で唯一現存する機関車です。
いよいよ乗車です。
車両の外板を止めているリベットも懐かしい!
木製の内装と座席、その上の網棚! 天井の扇風機は北海道のSLには無かったな〜!
扉の内装も木製です。
洗面所はこんな感じだったかな〜!
ガタゴトとお尻に伝わる振動と石炭の煙の臭いに郷愁を誘われていると・・・
車内販売のお姉さんが回って来ました。
更に車掌さんがマイクを通して軽快なトークで旅のご案内をしてくれます。
トンネルに入り天井の照明が灯るとますますレトロ感が強まりますね〜!
こうして、SLは終着駅の新金谷駅に着きました。
バス乗り場には機関車トーマスがラッピングされた観光バスも止まっていました。
大晦日の締め括りに懐かしのSL乗車体験。
郷愁を誘う旅の始まりとなりました。