映画「セブン」を観ました。
雨降りしきる大都会。
また新たな殺人事件が発生し、退職まであと1週間のベテラン、サマセット(モーガン・フリーマン)と血気盛んな新人ミルズ(ブラッド・ピット)の両刑事が現場に急行した。
被害者は極限まで肥満した大男で、汚物にまみれ、食べ物の中に顔を埋めた恰好で死んでいた。
死因は食物の大量摂取による内蔵破裂。
男の後頭部に付けられた銃口の痕から、何者かに、死ぬまで食べ続けるよう強制させられていたことが判明した。
そして現場には、犯人が残したものと思われる〈GLUTTONY=大食〉と書かれた文字が残されていた。
まもなく次の死体が発見される。。。
1995年公開のアメリカ映画。
キリスト教の「七つの大罪」
①虚栄や尊大 ②貪欲 ③法外かつ不義なる色欲 ④暴食および酩酊 ⑤憤り
⑥嫉妬 ⑦怠惰
をモチーフとした連続猟奇殺人事件、なので『セブン』です。
二度目の視聴です。
初めて観た時はラストで衝撃を受けましたが、全体的にモヤモヤとした気持ちも残りました。
今回は結末を知っていて観賞しましたが、ストーリーに引き込まれました。
モーガン・フリーマンとブラッド・ピットのと演技が秀逸です。
巨匠デヴィッド・フィンチャー監督は本作の制作するにあたって「観た人の心に傷を残す作品を作りたい」と語っていたそうです。
まさにその狙い通りの作品でした。
不朽のバッドエンドに納得です!