「ニュー・シネマ・パラダイス」
ローマのシチリア島の村。
映画好きの少年・「トト」(サルバドーレの愛称)は映写技師のアルフレードと仲良くなりさらに映画へのめり込む。
恋や兵役を経て故郷を離れたサルバドーレ。
やがて映画監督として成功をおさめたサルバトーレのもとに、老いたアルフレードの訃報が届く。
彼の脳裏に、「トト」と呼ばれた少年時代や多くの時間を過ごした「パラダイス座」、アルフレードとの友情がよみがえってくる・・・
第62回アカデミー賞外国映画賞受賞作品。
この作品を観るのは3〜4度目になります。
正月休みにAmazonプライムで鑑賞しました。
私の故郷の北海道の小さな村にも小学生の頃まで小さな劇場が1館有りました。
その劇場では通常時は映画が上映されていて、村祭りや大きな行事の時には演劇の舞台として使われて、村人の娯楽の場所になっていました。
その後、テレビの普及でその映画館は閉館してしまいました。
この映画の舞台であるシチリア島の村と全く同じ状況です。
私も就職で上京した当時は、休日は朝から名画座に行って一日映画を観て過ごしていました。
サルバドーレの様に映画監督にはなれませんでしたが・・・
戦争で父を失ったトトにアルフレードは時には父のように、時には人生の師として様々な事を教える。
「故郷を捨て二度と帰って来るな」がトトと交わした最後の言葉。
それから30年後、葬儀の為に再び故郷へ戻ったトトに渡されたアルフレードの片見の品とは・・・
良い映画は何度観ても良いものですね〜!