ミツフィー☆友の会

          パン焼いてます

初釜

2005-01-15 | おでかけ
今日はお茶の先生のお宅で初釜が行われた。
初釜とは年の初めに行う茶事で、先生が社中に
濃茶、薄茶のお点前をしてふるまってくれるのです。

普段のお稽古のときは洋服で行くんだけど
この日はみんな着物で出席するのです。
普段なかなか着物を着る機会もないので
着物を着れる事が楽しみだったりもするのよね。
でもちゃんと着付けできるかしら?
ちょっと心配。。。

前日の天気予報は明日は大雪と大騒ぎしてる。
大雪の中着物で出かけるのは大変だし汚れてしまうよ。。。
みんなでどうするどうする?って話をしてたら
先生宅で着付けしてもいいってことになったので一安心。
実際は全然雪なんてふらなかったけどね。
今回は随分大袈裟に脅されたよなぁ。

そうして初釜が始まった。
ちょっとした緊張感がある。
先生はもう69歳なんだけど、
とてもその年齢には思えないくらい全く皺もなく
なんとも色っぽくて岸恵子を思わせるとても美しい方なのです。
先生ステキ・・・な~んて思いながらお点前拝見してると
早々に私の足はびりびりしびれ始めた。
おいおい、まだ始まったばっかりなのに。。。
元々すぐにしびれる体質なんだけどちょっと早すぎるよ。
びりびりして痛くて痛くてもぞもぞしてたら
今度はもわもわして感覚がなくなってきて
それが過ぎると最高潮のびりびりが始まって・・・
ああ、もうその繰り替えし。
辛い。。。

みんな普通にさわやかな顔して正座してる。
なんで私だけこんなにしびれるのかしら???
もうサイテー。
途中立つこともあったけど約5時間正座をし続けました。
これ足壊れるよぉ。。。
はぁ、よくがんばったな。

そんな辛い辛いといいながらも
この茶室の雰囲気ってのはなんともいえない空間で
私はとても大好きなのです。
気持ちがシャキっとしてだらだらしがちな生活を
引き締めてくれる気がします。

この気持ちを忘れずに一日一日を大事に過ごしていこうと思った一日でした。