おかしいぞ！安倍内閣

１２月１４日（木）

　　　　　　　

安倍内閣がおかしい。
内閣支持率も５０パーセントを割って来ている。

至極もっともなことだ。その理由にはいくつかある。
まず、刺客まで送って斬った議員を復党させたこと。おまけに、今度は、来年の参議院選挙を考慮して、刺客議員が党の「県連支部長」として既にいる県連に、今回復党した議員を県連の「衆議院支部長」にするというのだ。この二つの支部長はどういう関係になるのか？こんなわかりづらいことをやったのではコップの中の争いとはいえ、国民はますます愛想を尽かす。その結果が内閣支持率に出て来ているのだ。

更に、証券税制の改悪。株式譲渡などで得た利益はその１０％課税で済んでいる軽減制度を一年後に廃止すると言い出している。アメリカやアジアなどの株式市場は活況なのに、日本だけが出遅れている。こんなときに、こんなことをやれば更なる市場の衰退につながる恐れがある。市場がイマイチなのはそのせいである。
株をやっている４０％の人が年収４００万円から７００万円までの人々で、しかも主婦や年金生活者などの高齢者で占められているという現実をもっと考慮するべきだ。もし、証券税制を改正したいなら、もっと高額所得者とか大きな金を動かしている者達を総合課税とすればいい。市場活性化のためにも弱い者いじめは止めるべきだ。

　　　　　　　　　

それに、自動車関連税制の改悪。いま道路を作るという約束で取っている道路関係諸税（自動車重量税、揮発油税等）を、道路以外の目的に使うということをやろうとしている。こんな約束違反はやるべきではない。

それ以外にも、タウンミーティングの「やらせ問題」とか、大企業優遇税制の導入の動きなど、いまの安倍内閣は国民の期待とかけ離れ出して来ている。
拉致問題(だけ？！)で支持を得た安倍内閣は、意外と短命に終わることになるのかも知れない。