5月31日(木)![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyoko_cloud.gif)
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美しい国=日本を代表する美しい富士山
このところ、黄砂がひどい。
あまりにもひどい黄砂である。
黄砂は、中国内陸部の砂漠の砂が風に巻き上げられて偏西風に乗って我が国へやってくる現象である。沖縄でも見られたというし、サイパンでも観測されており、その影響は広範囲に及ぶ。
黄砂がひどい場合、飛行機の運航にも相当の影響が出るし、我が国国民の日常生活にもかなりの影響を及ぼす。車の屋根やボンネットへの降灰、洗濯物等の汚染などはもちろん、人の健康への影響が非常に懸念される。喘息、呼吸器疾患などの持病を持っている人たちにとっては死活問題である。
冬の間は、降雪とか凍結のため黄砂の飛散はなかったものの、暖かくなったこのごろはその被害は甚大である。中国内陸部も開発の波を受け、荒地が多くなり、砂漠化現象が相当に進んでいるせいもあろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/bc/e8d46125b0e30f25083922bcaa3580b5.jpg)
美しい国=日本を代表する桜
最近は、年間にすると、30日から40日くらい日本列島に黄砂が飛んできている。今までは、年間で10日から20日くらいしか飛んでこなかったのだから、2~3倍に近い影響である。
このような我が国への影響に対し、中国政府は、ほとんど何のアクションも起こしていない。靖国参拝問題などの場合には過剰なまでの反応をすぐに起こすのに、こと環境問題となると、見て見ぬ振りをしているとしか思いようがない。
ものを言えない中国国民もその被害に相当苦しんでいると聞く。彼らは表現の自由等の制約を受けているのだから、言いたいこともいえず、じっと我慢をしているしかないのかもしれない。
中国政府は、軍拡にばかり国家予算を使わないで、このような自国民の生命・身体・財産のことを考えた環境政策に対して、もっと国家予算を使うようにすべきなのではないだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/db/b0e5b8f470dfa9fe56f2706c0a33c912.jpg)
弘前城の桜
さらに、被害は黄砂ばかりではない。
1970年代に日本でも問題となった光化学スモッグ注意報であるが、最近では、中国大陸の工業化に伴う工場の噴煙などの有害物質・有害ガスやクルマ社会化による排気ガスなどの有害物質・有害ガスが、黄砂に付着して、黄砂とともに、北九州・西日本地区に飛んできており、これらの地区では、その影響で光化学スモッグ注意報が頻繁に出されるようになっている。まさに、ダブルパンチである。
経済成長著しいといわれる中国であるが、来年にオリンピックも開催されるのだから、軍拡ばかりに熱心にならないで、かってこの問題を克服した経験を持つ日本を見習って、もっと、自国民の健康保持とか他国の被害を防止するための環境対策に対して真剣な努力を注いだら如何なものか。どうも、軍拡の努力に比べたら、その速さ、内容において、その努力が足らないように思われる。
自国民の健康を守れず、また他国への環境汚染防止をすることも出来ないで、何で真の近代国家といえようか。
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美しい国=日本を代表する美しい富士山
このところ、黄砂がひどい。
あまりにもひどい黄砂である。
黄砂は、中国内陸部の砂漠の砂が風に巻き上げられて偏西風に乗って我が国へやってくる現象である。沖縄でも見られたというし、サイパンでも観測されており、その影響は広範囲に及ぶ。
黄砂がひどい場合、飛行機の運航にも相当の影響が出るし、我が国国民の日常生活にもかなりの影響を及ぼす。車の屋根やボンネットへの降灰、洗濯物等の汚染などはもちろん、人の健康への影響が非常に懸念される。喘息、呼吸器疾患などの持病を持っている人たちにとっては死活問題である。
冬の間は、降雪とか凍結のため黄砂の飛散はなかったものの、暖かくなったこのごろはその被害は甚大である。中国内陸部も開発の波を受け、荒地が多くなり、砂漠化現象が相当に進んでいるせいもあろう。
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美しい国=日本を代表する桜
最近は、年間にすると、30日から40日くらい日本列島に黄砂が飛んできている。今までは、年間で10日から20日くらいしか飛んでこなかったのだから、2~3倍に近い影響である。
このような我が国への影響に対し、中国政府は、ほとんど何のアクションも起こしていない。靖国参拝問題などの場合には過剰なまでの反応をすぐに起こすのに、こと環境問題となると、見て見ぬ振りをしているとしか思いようがない。
ものを言えない中国国民もその被害に相当苦しんでいると聞く。彼らは表現の自由等の制約を受けているのだから、言いたいこともいえず、じっと我慢をしているしかないのかもしれない。
中国政府は、軍拡にばかり国家予算を使わないで、このような自国民の生命・身体・財産のことを考えた環境政策に対して、もっと国家予算を使うようにすべきなのではないだろうか。
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弘前城の桜
さらに、被害は黄砂ばかりではない。
1970年代に日本でも問題となった光化学スモッグ注意報であるが、最近では、中国大陸の工業化に伴う工場の噴煙などの有害物質・有害ガスやクルマ社会化による排気ガスなどの有害物質・有害ガスが、黄砂に付着して、黄砂とともに、北九州・西日本地区に飛んできており、これらの地区では、その影響で光化学スモッグ注意報が頻繁に出されるようになっている。まさに、ダブルパンチである。
経済成長著しいといわれる中国であるが、来年にオリンピックも開催されるのだから、軍拡ばかりに熱心にならないで、かってこの問題を克服した経験を持つ日本を見習って、もっと、自国民の健康保持とか他国の被害を防止するための環境対策に対して真剣な努力を注いだら如何なものか。どうも、軍拡の努力に比べたら、その速さ、内容において、その努力が足らないように思われる。
自国民の健康を守れず、また他国への環境汚染防止をすることも出来ないで、何で真の近代国家といえようか。