花粉が「極めて多く飛ぶ」という日曜日、島岡美延です。外出の際はメガネも必須アイテム。
メガネで笑顔の手配写真、覚えていますか。映画『逃走(15日公開)』をご紹介します。先日のラジオに足立正生監督と俳優の大川裕明さん、増田俊樹さんが登場。安部元首相銃撃犯を描いた『Revolution+1』の次は、1974年の連続企業爆破事件で指名手配され、24年1月25日に死亡した桐島聡の人生。足立監督自身も70年代に連合赤軍に身を投じ、海外の空港には自分の手配写真があったというエピソードも。
事件の仲間が一斉に逮捕され、名前を内田洋と変えて土木工事会社に住み込みで働くようになる桐島。周囲に溶け込み、バーの常連になるも健康保険証もなく、倒れた時はがんの末期。病院に担ぎ込まれて4日後に死亡。約49年間名乗らなかった本名を明かす――。
若い時代を杉田雷麟、その後を古舘寛治。脚本を一気に書き、オーディションから公開までの早さ。85歳の足立監督のエネルギーに脱帽。
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