美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

戦争と原発を演劇で考える

2014年03月13日 06時31分54秒 | 姿勢&見た目
大きな傘が必要な春の嵐にご用心、島岡美延です。
東日本大震災の被災地は、「連日いたマスコミの人が減っていく」頃かもしれません。
そんな中、加藤健一事務所公演『あとにさきだつうたかたの(25日まで)』の初日を下北沢本多劇場で観てきました。
藤崎静雄(加藤健一)が幼かった頃、父親は軍やGHQのもと、報道の仕事をしていた。
「嘘」を放送していたと不信感を抱き、父のような大人にはならないと、宇宙への探究心から原子力学の科学者になった静雄。
戦中、戦後、昭和63年、現代。4つの時代を2時間で描きます。
主人公が、7歳から75歳までを瞬時に表現する演劇マジック。
現代の歴史博物館を入り口に、私たちもスムーズに時空を超えます。
これが、30代の女優で作家の山谷典子(文学座)作品というのは驚き!
人類の役に立つと考えられていた原子力が未来を追い詰める、そのことがもうはっきりわかった今、この3月にもう一度、考えてみませんか。
戦争のこと、原発のこと。
「生きている」こと自体の奇跡を。

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