ソウルの繁華街で149人もが亡くなった事故にショック、島岡美延です。土曜の夜、ハロウィンで集まった人々が身動きも取れない狭い坂道。コロナ禍で抑え込まれていたエネルギーが最悪の形に。日本でも要注意、祭りの秋。
群衆で騒ぐより、静かに味わいたい。映画『ソウル・オブ・ワイン(11月4日公開)』をご紹介します。ロマネ=コンティをはじめとする世界最高峰のワインを生み出すフランス、ブルゴーニュ地方。1年を通じて生産者たちの舞台裏に密着。冬から春、収穫を経て、ワインができる・・・、何世紀も繰り返され、これからも続く日常を見つめます。
農薬や除草剤を使わず、自然のままの有機農法などでワイン造りを行う生産者たち。彼らは土地の所有者ではなく、「次世代へ受け継ぐ番人」としてワイン畑を守ってきました。ただ、懸念される暑すぎる夏・・・。
こんな高級ワイン、一生縁がないでしょうか。生産者の想いを知って、じっくりワインを飲みたい、そんな季節。