イスラエル映画、実話から

台風14号の影響で今日も冷たい雨に、島岡美延です。
この国で起きていることは、海外からはどう見えているのでしょう。
国と国との関係は、物理的距離だけでなく、様々な点から遠くにも近くにも感じたり。
ヘブライ語のこの国は…？
映画「靴ひも（17日公開）」をご紹介します。
イスラエルで報道された実在の父子の臓器移植にまつわるエピソードをもとに、発達障害の息子を持つヤコブ・ゴールドヴァッサー監督が映画化。
発達障害があるガディは、母の急な死によって、約30年ぶりに父ルーベンと暮らすことになる。
誰に対しても明るくフレンドリーなガディだったが、食べ物の配置から寝る前の儀式まで、生活習慣へのこだわりが強く、苦手なものが多い。
自動車整備工場を営む父は、息子の扱いに戸惑うことばかり。
相談員の親身なアドバイスもあり、二人がなんとか打ち解けた頃、腎不全の病を抱える父に、ガディはある提案をする。父は愛ゆえに、それを拒む…。
「靴ひもを結ぶ動作」が二人の運命を変える、そんな意味がタイトルに込められています。