“ありえないこと”に慣れたくはない

台風14号は南下する進路へ、島岡美延です。
災害被害を減らすには、予想外とか、想定外とか言っている場合ではなく、“経験にはないあらゆること”を考える、しかないですね。
NYブロードウェイの劇場が、年内閉鎖の予定を大幅に延長して、「2021年5月末まで閉鎖」を発表しました。
エンターテイメントの聖地から観光客が消えた光景が、この先まだまだ続くなんて。
埼玉県の劇団では集団クラスターが発生し、今月の公演を中止するそうですが、アメリカはさらに深刻な状況です。
一方で、そんなの関係ないとばかり、またマスクをしていない人々がホワイトハウスに集まり、大統領の演説に盛り上がる…。
なんという国なんだ、アメリカは、と思っていたら、日本でも驚きのニュース。
日本学術会議の推薦者105人のリストを“見ていない任命権者”が、特定の6人について、“任命しない決定”を下せるなんて。
「総合的、俯瞰的」とは、権力者になれば「理由なしに、好きなように判断する力」を持てるということ？
法治国家でしたよね、この国って。