正当、じゃなく「正当化」って恐ろしい、島岡美延です。まだ続く、戦争状態の世界。
まもなく5月15日、沖縄本土復帰50年。これは1992年、復帰20年に公開された、架空の島が舞台のドタバタ活劇。映画『パイナップル ツアーズ デジタルリマスター版(14日公開)』をご紹介します。
沖縄の離島・具良間島(ぐらましま)には、第二次世界大戦でアメリカ軍が落とした不発弾が眠っている。島での三つの話からなるオムニバス。この痛快娯楽映画で劇場公開デビューを果たした当時20代の3人。真喜屋力監督の『麗子おばさん』、中江裕司監督の『春子とヒデヨシ』、當間早志監督の『爆弾小僧』。
1999年、中江監督の『ナビィの恋』が大ヒット、2001年には『ちゅらさん』で沖縄ブーム本格化。92年の本作ですでに「おばあ」役の平良とみさん。『ちゅらさん』と『ちむどんどん』に出演の藤木勇人さんも。音楽は照屋林賢+りんけんバンド。ウチナー語には字幕。
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