美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

司法判断から世の中が動く

2021年03月21日 07時41分59秒 | 日記、その他
あまり寒くはない雨の日曜日、島岡美延です。
今日までとなった首都圏の緊急事態宣言、これまでもこれからも、個人の対策は変わらず。
昨日はすいぶん、電車も混んでいたので、2週間後の新年度が始まって最初の日曜日、私たちは何を思うのでしょう。
宣言解除や東京五輪2020のさらなる問題に翻弄された1週間でしたが、注目すべき裁判のニュースも多かったですね。
「同性婚を認めないのは憲法14条に違反する」という札幌地裁の初の判断に、原告らは涙を流していたよう。
さらに、異性の事実婚と同じように「同性婚も民法上の保護に値する」という最高裁での司法判断。
不倫をすれば賠償、ということです。
裁判所の判断があって、今度は国会の出番。令和の時代に、しっかりと法律が作られるべきでしょう。
昨日はまた宮城で震度5強、首都圏も大きく長く揺れました。
先日、水戸地裁が出したのは、東海第二原発の運転差し止めを命じる判決。
94万人が避難する計画が不十分、という理由です。
札幌地裁と水戸地裁、いずれも女性の裁判長でした。
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“テレワーク”の未来を予見していた?

2021年03月20日 07時04分44秒 | 姿勢&見た目
天気は下り坂の春分の日でも人出は多そう、島岡美延です。
先に緊急事態宣言解除の関西では、明らかにコロナ増加傾向、首都圏もすぐに…。
米中外交トップによる会談は「言葉によるつかみ合い」かと思うほど激しい非難合戦。
リモートなら、違っていた?
映画『テスラ エジソンが恐れた天才(26日公開)』をご紹介します。
ひょっとして、テレワークの未来すら予見していた、と思えるニコラ・テスラ(1856年生まれ)。
電力システム、ラジオ、ラジコン、電気モーター、点火プラグなど発明し、電流戦争でエジソンに勝利した、天才発明家の驚異の頭脳と孤高の魂に迫った本作。
テスラを演じたのはイーサン・ホーク。
1884年、憧れのエジソンのもとで働き始めたテスラだったが、電気は直流か交流かで対立して決別。
シカゴ万国博覧会は交流方式が採用され、時代の寵児となる。
大財閥J・P・モルガンの娘アンと出会い、モルガンから莫大な資金を得て「無線」の実現に挑戦する…。
彼がいなければ世界は100年遅れていた、って実感します。


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東京五輪2020ってどこまで・・・

2021年03月19日 07時37分52秒 | 日記、その他
フライングは始まっていそうな緊急事態宣言下の週末、島岡美延です。
第4波で、また入院できずに自宅で亡くなる人がないよう、対策を取れるのか。
専門家だけでなく、一般の人たちのほうが、悲観的な想定も考えているからなんとかなっているこの国。
希望的観測で物事を決定して、国民を悲惨な運命にしてきたのは戦争の頃と変わっていない…。
記者が何を聞いても精神論のような答えが繰り返された昨日、開いた口がふさがらない、もう一つのニュースが世界にも発信されました。
東京五輪・パラ2020の開閉会式の演出を統括する人物の辞任劇。
NHKでは「不適切な内容」の詳細は報じられませんでしたが、民放各社では「オリンピッグ(豚)」なるキャラクターの具体的演出の流れも。
“雑談レベル”でも許されないと仲間に指摘された、などと謝罪文の中にありましたが、いったい、何を世界に向けて表現したかったのか。
リオ五輪で首相をマリオにした“実績”を含め、世界とのズレが放置された4年(5年)。
来週の今ごろ、聖火リレーはどんな光景に?
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大泉洋を主人公にあてがきした小説が

2021年03月18日 07時09分15秒 | 姿勢&見た目
緊急事態宣言は21日に解除へ、島岡美延です。
東京は9日連続「前週の同じ曜日」の感染者数を上回っていて、「下げきれないまま解除」。
これで4月やGWはどんな日々に?
テレビでは新旧交代の季節。
出版業界はもっと大変?
映画『騙し絵の牙(26日公開)』をご紹介します。
ミステリー小説『罪の声』の塩田武士が、大泉洋を主人公に“あてがき”した前代未聞のベストセラー小説、ついに実写映画化です。
大手出版の薫風社で創業者一族の社長が急逝し、権力争いが勃発。
専務・東松(佐藤浩市)が進める大改革で、お荷物雑誌「トリニティ」の変わり者編集長・速水(大泉)は、無理難題を押し付けられ廃刊のピンチ。
「小説薫風」からきた新人編集者・高野(松岡茉優)と共に、イケメン作家、大御所作家、人気モデルを口説きながら、会社上層部などのクセモノたちと想像を超える攻防を繰り広げていく。
嘘、裏切り、リーク、告発…、大逆転をかけた速水の奇策とは?
クラシカルな社屋は、文芸春秋の全面協力で撮影。
出版界の裏表、全部見せます。
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車の急発進、なくせないのか

2021年03月17日 07時10分41秒 | 日記、その他
昨日歩いた川沿いの桜はまだ、島岡美延です。
それでも9000歩くらいの運動になったので、楽しみは来週以降に。
誰もが、自分に「来週がある」と思っています。
町田市の商業施設の地下駐車場で起きた事故に衝撃を受けました。
運転してたのは71歳の女性。バックの急発進で犠牲になったのは、79歳の夫と73歳の妻というご夫婦。
先週は東日本大震災10年、いつも以上に「あたりまえの日常」の尊さや、一瞬にして人生が変わるという現実について考えたばかりです。
ご夫婦も車を運転しての日常の買い物か、特別な外出だったか…。
ワクチンはいつ打てるか、コロナが収束したら、と様々な「未来」を思い描いていたはず。
運転手は、まだ免許返納を考えたことはなかったのか…。
何秒か違っていれば、交差することはなかった3人の人生。
「今日という日」を生き抜くことは、やはり特別で“有り難い”こと。
それにしても、車の急発進、特にバックの急発進を起こさない技術はできないのでしょうか。
日常の運転は映画のカーチェイスではないのです。
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自閉症の息子のため、父は

2021年03月16日 07時23分36秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
今日も22度の予想、朝晩との気温差には要注意、島岡美延です。
夕方、日が伸びたと感じますね、もうすぐ春分の日。
去年は卒業式が中止になったり、保護者が参加できなかったり。
子どもの旅立ち、誰にもその瞬間が訪れます。
映画『旅立つ息子へ(26日公開)』をご紹介します。
愛する息子ウリのために人生を捧げてきたアハロン(シャイ・アヴィヴィ)は、田舎町で二人の世界を楽しんできた。
別居中の妻は自閉症スペクトラムを抱える息子の将来を案じ、全寮制支援施設への入所を決める。
定収入のないアハロンは養育不適合と判断され、裁判所の決定に従うことに。
入所の日、ウリは大好きな父との別れにパニックを起こし、息子を守ろうと、無謀な“逃避行”を決意する父…!
東京国際映画祭グランプリ2度受賞のイスラエルのニル・ベルグマン監督最新作。
実話に基づく物語、親子のさりげない絆に何度もハッとさせられます。
ウリが大好きなチャップリンの映画も鍵を握る…。
身体は大きく純粋すぎるウリを演じた新人ノアム・インベルの笑顔も絶品。
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青空に桜、空を見上げよう

2021年03月15日 07時26分36秒 | 姿勢&見た目
ホワイトデーに東京はソメイヨシノ開花、島岡美延です。
思えば、桜が見頃を迎えて「緩んだ3連休」といわれた3月下旬、4月に緊急事態宣言へ、というのが1年前。今年は宣言の解除か、それとも再々延長か。
今月の姿勢テーマ『うつむく姿勢が増えた1年を空を見上げて取り戻そう』を実践していますか?
昨日はとても暖かく、近所の桜並木まで出かけましたが、ほころびかけたつぼみも見かけなかったので、開花はもう少し先になりそう。
それでも、青空をバックに、ピンク色の花が咲き始める光景を思い浮かべただけで、ワクワクしました。
空を見上げると言えば、先月、散歩の途中で見つけた1本の大きなしだれ桜。
行ってみたら3分咲きくらいで、日の光を浴び、強い風に揺れながら咲く姿が素敵でした。
柳の木もだいぶ芽吹いていて、みずみずしい緑色がいいですね。
モクレンは、どんどん存在感を増す日々。
今はまだ変化はあまりないけど、公園にある藤棚を見上げて、GW頃の景色を想像しました。
今年も宴会禁止、どうぞ桜を見上げて歩いて下さい。

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時間が、苦しみを増やすことも

2021年03月14日 07時19分49秒 | 日記、その他
昨日は落雷、大雨に驚きました、島岡美延です。
昼間に鳴り響いた恐ろしい音、夏の豪雨や台風に比べて、心の準備が出来ていなかった…。
今日は晴れて20度の予想、桜も咲きそう。
東日本大震災から10年、今週は様々な報道に触れました。
「同じ体験」のようで一人一人「違う体験」だからこそ、10年の時間が苦しみを大きくしていることに気づかされました。
家は失ったけれど家族は無事だった人が、大切な人を失った被災者と同じ立場でいいのかと苦しむ。
妻と子どもたちを亡くした男性が翌年、自ら命を絶ち、彼の年老いた両親が苦しむ。
生んでくれた母を忘れたくない、父が再婚した新しいお母さんも傷つけたくないと悩みながら語り部の活動をする中学生は、被災当時、3歳。
津波の中を生き延びた体験をけして語ろうとしない男性をそっと見守り続けてきた家族。
10歳の子どもたちは、成人式で「あれから20年」と言われる運命。
体験した人も、していない人も、苦しんでいる…。
私たちにできることは、それを想像し、次の体験に備えること。

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これぞ“わきまえない女”のお手本?

2021年03月13日 07時38分49秒 | 姿勢&見た目
本降りの雨は春の大地を潤すイメージ、島岡美延です。
久しぶりに1万歩ほど歩いたのは、東京都中央区。
ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)で開催中の『石岡瑛子 グラフィックデザインはサバイブ出来るか』を見てきました(19日まで)。
『地獄の黙示録』『ドラキュラ』『ザ・セル』などの映画のポスターが壁にずらりと並び、ガラスケースには、本の表紙や挿絵。校正段階の肉筆も。
資生堂の入社試験には広告デザインではなく、大量の裸のクロッキーを持参、その作品も4点、展示されています。
前田美波里のポスターで有名になったのは1960年代。
会場には石岡瑛子が語る声がずっと流れていて、これぞ元祖「わきまえない女」。
少し前に見た日本未公開の映画『MISHIMA』のブルーレイ。美術を担当した彼女は「三島由紀夫が嫌いだから、最初は依頼を断った」とインタビューで語っています。
圧倒的な仕事力で日本の広告を変え、映画の衣装、美術にも強烈な足跡を残した唯一無二の存在。
gggは入場無料でアーカイブや書籍も充実。
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後ろ向きに無言で歩く男は

2021年03月12日 07時39分45秒 | 姿勢&見た目
青空の朝も午後は雨みたい、島岡美延です。
今年最初の桜のニュースは広島から。初めてのことで観測史上最も早い開花とか。
九州南部や東京が早いイメージでしたが、この週末、各地で開花しそう。
首都圏のコロナ、「下げ止まり」という表現でいいのか、すでに再上昇なのか。
東日本大震災10年、「前に向かっているのか、後ろなのか…」と現状を表現している人がいました。
映画『コントラ(20日公開)』をご紹介します。
先日のラジオにインド出身で2011年から日本に住むアンシュル・チョウハン監督とプロデューサー茂木美那さんが登場。
全編モノクロで2時間超、“見たことない”映像に驚きます。
高校生のソラ(円井わん)は帰宅して、急死した祖父を見つける。
手元の第二次世界大戦時の日記には、記号化された宝の存在。
それを探しにいく途中、裸足で後ろ向きに歩き続ける男(間瀬英正)と遭遇する。
父親の運転する車がその男とぶつかり、家に連れ帰ってみると…。
時空を逆走するごとく“後ろ向き”に歩き続ける男から、目が離せません。
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