語り続けましょう

地元の吹奏楽団が演奏する“蛍の光”。



発車のタイミングで演奏を始めるという設定です。
企画段階ではこの雰囲気に馴染むのかどうか…、悩みどころだったのですがね。
結構いい感じになったと思います。



いろいろな人の力をお借り致しました。
そして温かな増毛らしいエンディングとなったかと思います。



何人が振ってくれるのか、不安だったペンライト。



テレビ取材の方々も大勢いましたけどね。
どこからか叫ばれる大声。
「もっと振って。」

その声と共に青と白のライトが激しく動きます。



きっと誰よりも真剣な鉄道ファンの声だったのでしょう。
おかげでいい画になりました。



一度きりのことでしたが、記憶の限り語り続けましょう。

楽しいところ

新年早々の増毛。
ちょっと暖気です。



スキー場に向かう道も舗装路面が出ていましたから。
滑るのは斜面だけ。
道路は滑らない方がいいに決まっていますから。



スキー場の駐車場はそこそこの入り。
皆さんのご来場に感謝申し上げます。



場内は家族連れが多かったですね。
ありがたい。
冬はスキーが王道ですもの。
スノボーでももちろん結構。
これからもよろしくお願いしたいです。



でもね。
初心者ならボブスレーで滑るのだってアリだから。
とにかく雪を楽しむところなので。



そんな楽しい場所ですけど。
今日は駐車場でハマってしまった車１台。
だいぶ無理してしまったようで前のバンパーが路面にピッタリ…。
そんな感じでしたから。
スコップを貸して欲しいとの要望でしたが、人力じゃ…。
パワーショベルで引っ張ります。

ものの数十秒。
あっという間でした。
めでたしめでたし。

せっかく楽しみに来たのですから最後までいいイメージで終わりたいですよね。



明日は券売係の当番です。
早起きしよう。

楽しめたのかも

長々と書いてしまったラストランもいよいよ最終便。



いつものお昼時の便が混み合うと思っていたのに、最後になるにつれ人垣の厚みが増して行きます。どこから集まるのか。
鉄道ファンだけじゃ無い。
これまで世話になったであろうマチの人たちも大勢…。



９５年がこの瞬間で終わってしまう。
廃線の提案を受けてからだと一年くらいはあったのですがね。
結局乗ることが出来たのは３回だったかな。



ラストランは青と白のペンライトで見送ります。
ライトを持っている人はずっと前の方へ…。



３０分程の遅れで運行していた列車も１５分遅れにまで戻して来たし。
名残惜しいもの。
遅くて文句の出るもんでも無いでしょ。



乗ることも近づくことも叶わなかったラストラン。
でも自分の任務を全う出来たことでヨシとしましょうか。



この賑わい…、いや表現としては整然とした混乱と呼んでいいと思いますけどね。
悲しい空気を楽しめたってことにしておこう。

ごちそう

年越しのご馳走。



毎年集まる家族が楽しみにしているもの。
昔からの定番なもの。



正月らしいカズノコと昆布巻き。
それに黒豆。



なますも大事。



このサッパリ感が好きなんだもの。
なので食べ過ぎ注意報が出されっぱなしです。



美味い酒を飲みながら一年を思い返し、来年こそは…、と思うこともあり。
でも一番の急ぎ事は左ヒザの治療です。
普通に動けることがいかに幸せなことか。



減量と併せて頑張らなければなんないんだから。
ふぅー。



みんなの好きなザンギ。
参ったなぁ。
とりあえず食べられるところまで行ってみようかな。



体重計に乗るのは少し止めておきますか…。

集えるところ

若者が集えるところ。



オシャレで美味いものがあり、それぞれの部屋も仕切られているってこともいいんだな。
でも一番は遅くまで営業してくれること。
ただ一緒に居られる時間が大事だから。
好き嫌いとか、考え方とか。
長く居ればいいことも多いでしょ。
その逆もあるかも知れませんけど。



若い人ばかりではありません。
ピザにワインもいいね。
いい年をしたオヤジだってお気に入りです。

カボチャのピザ。
これまた美味し。



ところでピザを注文するあなた。

焼き立てが美味いんだから、出されたらすぐ食べるでしょ。
ちゃんと残さず一気に食べ切っちゃいますか。
１枚や２枚、残してませんか。



こちらは定番のトマトのピザ。
お酒で楽しむのもいいけど、熱いコーヒーもいいなぁ。
ついつい長居してしまう。

田舎の時間はゆったりだから。
たまには夜更かしもいいんだな。
これからもよろしくお願い致します。

オオワシ

ハクチョウを見かけた暑寒別川の河口。



冷たい風に耐えながらカメラを構え続けるのもラクではありません。
そろそろ戻ろうか…、と思ったらもっと大きなものが飛んで来ました。



あら、尾っぽが白い大きな鳥。



オオワシでしたっけ。
優雅だなぁ。



ずっと狙っていたいような気もするのですが、レンズに収まるチャンスは少なく…。
さすが、ワシを撮るのは容易ではありませんな。



ワタクシの場合、君たちがいい被写体なのだと思っております。

残されたところ

列車の来ない増毛駅。
来るワケも無い廃止路線だから。
それでも駅舎内の売店営業は続きます。



ラストランの余韻がまだ残っているような感じもするし…。
旅のノートにはお邪魔した日の日付もありました。



テーブルとイス。

元々ここにあるような風情を感じるもの…、じゃありません。
どこかの学校で使っていたであろう机とイスだもの。
ここに馴染んでいるのかどうか。



待ち合いにはＪＲのカレンダー。
３月まではＪＲの管理状態が続くことになっているのです。
それから先は…。



どうなるのでしょうか。
ま、なるようにしかならないから。
そんなにかしこまらなくてもいいのです。



終着駅だった名残の車両止め。
廃止された鉄路はその施設の全てが撤去されるのが基本なのでしょうけど。
ここは、車両止めを含む鉄路数百メートルが残されるらしいです。
数百と言っても２百もあるのかな。



案外短いのかも知れません。