![P8140033 P8140033](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/19/55129b896fa168e9fe44ea738df26e54.jpg)
発達できる最大高度まで達した積乱雲
それ以上に発達ができない積乱雲のトップは写真のように、横に広がるしかありません。
鹿児島・錦江湾口 硫黄島付近
雲が発達できる高度は最大でも1万メートル。それ以上(成層圏)では大気の擾乱(じょうらん)は起こりません。
その地表から成層圏までの狭い範囲を理解するためには、それ以上の電離層や、さらに太陽の様子まで。地表で言うと、大きな大気の対流は、海やヒマラヤなどの高い山の影響を強く受けています。さらに写真のような小さな積乱雲の発達を理解するには中・小規模の擾乱を理解する必要、さらに細かい地形的な要素(強制モード)があり、大から小まで様々なスケールを取り扱うことになります。
お天気の科学、おもしろいですね。
今日は霧島山岳会・山の気象講座 ちょうど猛烈な暑さなので、この時の大気の状態はどうなの??と疑問をもちつつ学びましょう。
座学の後は、クライミング。
クライミングだけでの参加希望者がおられましたら、15:00以降、自然の家へ。