ブローニーフィルムを使う中判カメラは、MAMIYA UNIVERSAL PRESS(マミヤプレス)とFUJI GS645Sを使っています。マミヤプレスは写真のカメラ。レンジファインダーのボディに大きなレンズとフィルムバック、レンズに対応したファインダーと合体ロボのようになり、とても大きくて重たい。。。1度韓国岳に持って行きましたが、ザックの重さの60パーセントはこのカメラだったでしょう。そのときは運良く雲海だったのがよかったですが。といっても韓国岳山頂で大判カメラを構えてる人もいますけどね。このカメラは、6×9という中判ではもっとも大きいフォーマットサイズを使えるのが利点。ほかにポラロイドバックを使えばピールアルパートタイプのフィルムも使えたり、もちろん、645のバックもあります。ただし、露出計はないので、勘で撮ります。しかも120のブローニーで撮れる枚数は8枚だけ。1枚1枚の重みは35ミリの比ではありません。よって持っていったとしても撮らないときもあるので、フィルムの節約にもなりますね。広大な景色を撮影する山岳写真はよりフォーマットサイズが大きいほうが有利になるので、6×9はとても有用なのですが、さすがにこのカメラは重すぎて常用するわけにはいきません。が、これで撮った写真の滑らかさ、自然さは抜群でポジフィルムをライトボックスで眺めているとその場にいるような錯覚を感じます。
Photo by Niko