南九州山岳救助隊 ビバーク訓練
霧島連山の朝。高千穂峰のシルエットが闇から浮かび上がってきました。以前、新燃岳・獅子戸岳鞍部でビバークし、夜間捜索訓練を実施しましたが、そのときは2時間のビバーク。そのときも冷たかったですが、風がなくて十分耐えられました。今回は風の吹きさらす山頂でのビバーク。厳しかったです。が、装備の状況でどう感じるのか、何が必要なのか、遭難者はどういう気持ちになるのか、実体験することでわかることがとてもたくさんあります。過去なんども訓練だけじゃなく、実際の捜索も体験しましたが、やはり自然の厳しさを実感しています。それを忘れないためにも訓練としてやらなければなりません。
RICHO XR-2 + XR RIKENON 35mm f2.8 (SUPERIA PREMIUM 400)