小学生の時から続けている天体写真。小学生の頃買ってもらった機材(赤道儀、鏡筒・・・)を今も使い続けています(写真)。
純正パーツはすでになくなっていますが、自作したり、改造したりして対応。ただし、正確に星を追尾するために重要な極軸望遠鏡(地球の自転軸に望遠鏡の回転軸を合わせるための望遠鏡。)の指標は1996年で終わっているために北極星を望遠鏡の視野内に入れてからあとは勘に頼ってセッティングしています。この望遠鏡を使い始めた1980年代は1996年なんて遠い先のことのように感じていましたが。
ここ最近アップした写真は結構アバウトに極軸導入したために甘さが出ていて、やや星が流れています。短いレンズなら全然問題ないのですが、長くなるともっと精度良く合わさなければいけません。
最近変わったのはカメラ。以前から理想は、天体写真はデジタルで。フィルムよりも高感度でコスト安。最近はノイズも少ない。ようやくデジタルカメラで撮り始めました。FinePix S5 Proはリバーサルフィルムに比べるとさすがにHα領域の感度は悪いですが、十分実用になります。コンポジット(コマ重ね)をすることでいい結果になりそうです。しかもここ最近の写真は月明かりがある星空でしたが、いい結果になりました。
この結果を受けて望遠鏡の直焦点(望遠鏡を望遠レンズのように使う。)を久しぶりにやってみようと思い立ったところ。より大きな絵で星雲などを写してみます。ただし、やはり、赤道儀を手動で連続的に追尾するのは精度が×なので、新しい機材も検討してみようかな?
夏になったら、天の川を。
この写真は、ただ三脚にカメラを固定して25秒シャッターを開いただけ。(ネガフィルムISO800)