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PENTAX LX(右) , PENTAX ME(左)
PENTAXとの付き合いはNikonやCanonよりそれほど長くなく、15年ほど前から。
PENTAX SPとSLを使っていましたが、今のメインはMEとLX。MEは最小クラスの手のひらに収まるほどの一眼レフ。LXもそれほど大きくありません。しかも軽量。
LXは1980年から2001年まで作られたベストセラーのカメラ。同年代ではNikon F3やCanon New F-1がありますが、いずれも防滴、防塵性能はそれほど徹底されていませんでした。でもLXはかなり徹底されています。そのため、開けるのが怖いので、自分でオーバーホールもしていません。調子がいいので、その必要もないですが。
New F-1とこのLXのシャッターは、機械式と電子式のハイブリッド方式。当時は、信頼性を要求されるプロ機材で電子式シャッターはまだ信頼性に欠けていたのでしょう。機械式なので電池がなくても動作します(シャッタースピードには制限あり)。New F-1では電池がないときはシャッターのフィーリングが大きく変化します。でもLXでは変化しないようになっています。
自分がLXで一番気に入っているのは、ファインダー。視野率は100パーセントではありませんが、ファインダー倍率が高いので、ピント合わせが容易。Nikon F3のDE-3ファインダーの見え方も秀逸ですが、アイポイントが長いけど、倍率が低くなっています。
それと、M42スクリューマウントのレンズがマウントアダプターを介してですが、使えること。豊富なレンズがあり、今も現行品があります。